番組概要

《 お 詫 び 》

1990年にスタートした世にも妙な物語で、
長いあいだ多くの方の背すじを凍らせ、大変ご迷惑をおかけしました。

そこで私たち奇妙のスタッフは、1992年1月より
“奇妙”とはまるで味の違う“いいお話”をお届けしていきます。

大人は判ってくれないは、“信頼” “勇気” “誠実さ”といった、ちょっとテレくさいテーマを、
さりげなく、それでいて心に残るお話に仕上げた、2本立てオムニバスドラマです。

ぞぞぞ、からじーんに。木曜夜8時は“恋より大切なもの”をコンセプトに
ハートウォーミングなドラマをお送りし、お詫びに替えさせていただきます。

スタッフ一同

(1992年 番組広報資料より)

大人は判ってくれない とは?

1992年1月16日から3月19日まで、フジテレビ系列で毎週木曜8時に放送されていたテレビドラマシリーズです。

前年まで同じ枠で放送されていた『世にも妙な物語』の第2シリーズ終了後、第3シリーズが始まるまでの充電期間中に同じスタッフで制作されたオムニバスシリーズとなっています。

これまでホラーやブラックな作品が中心だった『世にも妙な物語』とは打って変わり、本番組ではホスト役に伊武雅刀を迎え、毎週2つの心温まるストーリーのみを放送していくという実験的なコンセプトとなっています。

「グッドーストーリーズ、珠玉の短編集を作ろう」「『一杯のかけそば』的ないい話ではなく、現代アメリカ文学風の乾いた感じの話をやろう」というコンセプトのもと、全10回、20話の物語が制作されました。

いわゆる穴埋め企画ではありましたが、当時まだ『世にも』で行っていなかった海外ロケを3度敢行したり、キャスト全員を外国人&英語のみの台詞の物語を制作するなど、『世にも』で培われた実験的精神はここでも遺憾なく発揮されています。

視聴率的には振るわず、知名度の低い番組ではありますが、今なおドラマファンの間では密かに語り継がれる名作となっています。

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