その他データ

視聴率データ

※ 番組の平均視聴率(関東地区)データです ※

放送日 タイトル 視聴率
1992.01.16 だから「走れメロス」は恥ずかしい 10.2%
運のない男
1992.01.23 最後のドラマ 11.0%
Goodbye, DJ
1992.01.30 花束 11.7%
ゴーストライター
1992.02.06 継なぐ男 8.6%
神様の前でついた嘘
1992.02.13 あいつがヒーロー 7.3%
タクシー
1992.02.20 きっとひとりで歩いていける 9.4%
素晴らしき日曜日
1992.02.27 自動車泥棒 10.9%
1992年のバタフライ
1992.03.05 ダブル・イーグル 9.4%
ランナー
1992.03.12 THE HITCH-HIKER 10.2%
サリンジャーの少女
1992.03.19 うそつき 12.8%
二人の紳士
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『フジテレビ 新番組「大人は判ってくれない」制作発表 テーマは勇気、誠実』

フジテレビの新番組「大人は判ってくれない」(来年1月16日スタート、毎週木曜午後8時)の制作発表が
17日、東京・新宿区の同局で行われた。

同局は平均19・6%という高視聴率をマークしている同時間枠の「世にも妙な物語」をあえて休止、
「信頼・勇気・誠実さ」をテーマに毎週2話構成で新ジャンルに挑む。

第2週には、オール外国人キャストの「グッバイDJ」を字幕スーパーで放送する。

(1991年12月18日 日刊スポーツ)

『「世にも」のスタッフがおくる ハートフルなオムニバス・ドラマ』

オムニバス・ドラマという新ジャンルを確立した「世にも妙な物語」。

そのスタッフがオムニバスという形態をとりながらも、内容をホラーからグッド・ストーリーに、
ストーリーテラーをタモリから伊武雅刀に変えたドラマをスタートさせる。

タイトルはトリュフォーの映画と同じ。
映画では子供から大人へのメッセージだったが、ここでは大人がどこかで失ってしまった純粋な心を
大人にこそわかって欲しいという願いを込めている。

第1回(1/16・木)放送分の「だから『走れメロス』は恥ずかしい」では、
商談で単身アメリカへ渡った男(中井貴一)が、度重なる裏切りから
人を信じられなくなりそうになる瞬間に起こった心温まるエピソードをおくる。

恋愛をテーマにしたドラマが多い中、現代人が忘れかけた
“恋より大切なもの”を思い出させてくれるライト・タッチのショート・ストーリーズだ。

(1992年1月 TVガイド)

『伊武雅刀 本当は涙もろい男』

今月から始まったフジテレビ系のオムニバスドラマ「大人は判ってくれない」に、
同番組では唯一のレギュラーとなるホスト役で出演している。
二話のオムニバスの合間に、物語へのイントロをかねて自分の体験談などを独特の低い声で語るという役だ。

「声がいいとよく言われるけど、若いころは嫌だったんですよ。
声だけが表に出て、逆に演技は下手だと言われているみたいでね」

役のせいか、どこかミステリアスな人物に見られることが多い。

「役のイメージで僕を見られても困ります。ドラマに出るたびに、いい人にされたり、
悪い人にされたりじゃ、たまりませんよ」

最近、アニメ映画「おもひでぽろぽろ」を見て泣いた。
一緒に見た自分の子供が泣かなかったのに、自分だけ泣いてしまって恥ずかしかったそうだ。

「そう、本当は涙もろい男です」

(1992年1月26日 東京新聞)