タイトル

#4「継なぐ男」「神様の前でついた嘘」

1992年2月6日 (木) 20:00-20:54放送

Commentary

本回より、伊武雅刀によるパートが直接視聴者へ語りかけるスタイルに変更された。

第7話「継なぐ男」

伊武雅刀です。職業は役者です。
どんなことをやっているのかと言えば、
テレビや映画に出て、名前や職業の違う人物に成りすましている。

例えば、妻子あるサラリーマンとか、ある時は謎の中国人。
でもま、私は私なわけです。役者って書いて字の如く、役をやる者なんだから、
色んな役をやります。時には、嫌な役もやらなきゃならない。

まぁ、皆さんも役者に限らず、それぞれ家庭やあるいは仕事場で、
例えばこう、演じてるんじゃないですか? 上司と部下とでは接し方が違ったり、
家に帰って子供の前で怖いお父さんになったり、良いお父さんになったり。

ただ、ある時ふと周りから期待されてるというか、
見られてる役柄を自分から変えてみようという意識が頭をもたげる時があります。

えっ、俺の場合はそんなことない?
…羨ましいなぁ。

スタッフ

脚本 吉田秀穂
演出 松田秀知

キャスト

出演 永島敏行
野村真美
北見敏之
安田伸
麻生肇
小田孝
窪園純一
近藤雄介
有藤道世
今井里美
高橋寛
野口賀光
古賀プロダクション

第8話「神様の前でついた嘘」

神様に関して言えば、日本人ってのは本当に節操がないよね。

クリスチャンじゃないのにクリスマス祝って、
で、その1週間後には、お寺で除夜の鐘付いてる番組見て、
「う~ん、煩悩が洗われる」なんて思って、その後神社へ行って初詣。
2月にはバレンタインデーで、チョコレートもらって喜んで…。
いい加減にしろって思うこともあるけど、でも何かそういう無節操さって好きなんだよね。

えっ、いやいや、バカにしてるわけじゃないですよ。
神様だって個人的なもんだし。
ただね、神社とかお寺とか教会なんかへ行くと、
なんかふーっと気持ちが、良くなるってことはあるよね。

…あれはなんなんだろうね!?

スタッフ

原作 川西蘭「神様の前でついた嘘」
(メディアファクトリー刊)
脚本 吉田紀子
演出 河野圭太

キャスト

出演 松雪泰子
大森嘉之
小栗香織
三野輪有紀
臼井宏典
田代美緒
劇団白鳥座
劇団ひまわり
斉藤隆治

運が良いとか悪いとか、ツイてるとかツイてないとかって言うけど、
本当の所どうなんだろうねぇ。気の持ちようっていう話もあるけども。

俺もね、おみくじってのを見ると何か、妙に引きたくなって、
で、開いて“大吉”なんてのが出てると、おぉ、よしよし…なんてね。

逆になんか、こうツイてない日に“凶”なんてのが出たりすると、
あぁ、やっぱりなぁ…なんて、妙に安心したりね。やっぱ、気の持ちようなのかなぁ。

でもねぇ、生まれつきの運ってのもあるような気もするし。
まぁあれだよね。運とかツキってまぁ、あるにしても無いにしても、
そいつと上手く付き合っていくのが、人生のコツかもしれないよねぇ。

…感情線が乱れてるな。じゃ。

スタッフ

企画 遠藤龍之介
小川晋一
石原隆
音楽 久石譲
オリジナルサウンドトラック
(東芝EMI)
シリーズ構成 戸田山雅司
技術 石井勝浩
撮影 竹内義仁
照明 古河勉
音声 和久井良治
映像 土江準祐
オフライン編集 深沢佳文
田口拓也
VTR編集 飯塚守
音響効果 小西善行
藤村義孝
美術制作 上村正三
板村一彦
デザイン 山本修身
美術進行 末松隆
装飾 中村俊介
持道具 武藤浩一
衣裳 宮野千代子
メイク 佐野まり
金島奈美
スタイリスト 山本康一郎
タイトル 岩崎光明
車輌 ジャンプロケサービス
衣裳協力 近鉄バファローズ
ASICS
マクベス
ワタベ
ARGENT
ハナムラ
Yin&Yang
MAURIZIO BONAS
協力 SERGEANT BAR
本田技研硬式野球部
布多天神社
NTT中央研修センタ
技術協力 バスク
美術協力 フジアール
演出補 二宮浩行
小幡直正
制作主任 遠藤聖一
鳥山佳克
畑山佳津子
記録 奥康代
伊藤公美子
広報 上野陽一
プロデューサー 塩沢浩二
大森美孝
岩田祐二
制作 フジテレビ
共同テレビ

このドラマはフィクションであり
登場する団体・人物などの
名称はすべて架空のもの
です。