タイトル

#7「自動車泥棒」「1992年のバタフライ」

1992年2月27日 (木) 20:00-20:54放送

Commentary

番組では非常に人気の高い作品である『1992年のバタフライ』は、『東京ラブストーリー』『Mother』などで知られる坂元裕二が脚本を務めた青春ドラマ。

また、元SMAPの稲垣吾郎のテレビドラマ初主演作品でもあり、稲垣は同年秋に放送された月9ドラマ『二十歳の約束』で再び坂元とタッグを組むこととなる。

第13話「自動車泥棒」

私も車に乗ります。
一見して判るように、安全運転です…急いでない時は。

ま、車というのは本来、交通手段の道具のひとつですが、
なんかこう、自分の部屋の延長という気がしないでもない。
テレビを付けたり、えー電話を引いたり、クッションを置いたり。
もっと凄いのになると車ん中ぬいぐるみ並べてあったり。
あと、新車のビニール剥がさない奴!…いやいや、方々とか。

酷いぞ! レッカー移動!
この間、日比谷でやられた。50分駐車しただけなのに。
だってそうでしょ、車が自分の家みたいなもんだとすれば、
帰ったら家が突然消えていたようなもんで、あれは相当ショックですよ。

…まぁ、悪いのは私ですがね。

スタッフ

脚本 大川俊道
演出 木村達昭

キャスト

トオル 大鶴義丹
ジン 金山一彦
その他 大河内浩
中村ひとみ
河合博
古賀プロダクション
劇団ひまわり
水原刑事 左とん平

第14話「1992年のバタフライ」

今にして思うと、呆れるぐらい時間があったなぁ。

いや、学生の頃の話。放課後とか、夏休みに、冬休み。
何をしようと勝手だぜ。なんていう自由な時間がたっぷりあって。

で、何してたかって言えば、実は別に大したことはやってなくて、
気の合った仲間とだべったり、飲んだり、ふらふらしたり、女の子の事ばっかり話題にして。
もっとこう、時間を有意義に使えばなぁ、なんて思ったりもするけども。

でもさ、仕事を持って忙しさが勲章みたいになると、
その何にもしなくていい時間をぜいたくに無駄遣いできた頃が、
羨ましく思えたりするのは…私だけであろうか?

スタッフ

脚本 坂元裕二
演出 石坂理江子

キャスト

矢吹英二 稲垣吾郎
倉橋敬二 山本太郎
その他 金浜政武
佐々木純
篠崎和弥
森田真知子
島田忠任
東伊智呂
齋籐拓
古賀プロダクション
劇団ひまわり
つみきみほ

この間、20年ぶりに再会した奴がいてねぇ。
懐かしさ通り越して、何とも言えない気持ちだったなぁ。
あの頃の2人にいきなりフィードバックして、その頃の口調で話したり。

多分、あいつと知り合った学生の頃ってのは、お互い自分が何かになりたくて、
何になっていいのかもわからなくて、それでいて妙にこう、
今のままの自分を持て余しているような時期だった。

だから、そういう季節を一緒に過ごした共犯幻想みたいな感覚があるから、
学生時代の仲間ってのは忘れられないんだろうなぁ。

しっかし、あいつが北海道でカブを作ってるなんてなぁ…。

スタッフ

企画 遠藤龍之介
小川晋一
石原隆
テーマ音楽 久石譲
オリジナルサウンドトラック
(東芝EMI)
シリーズ構成 戸田山雅司
撮影 川田正幸
照明 五十嵐和昭
美術 山本修身
技術プロデュース 佐々木俊幸
映像 青田保夫
音声 友枝裕治
オフライン編集 落合英之
VTR編集 飯塚守
音響効果 大貫悦男
美術プロデュース 佐藤正直
美術進行 荻原美樹雄
装飾 兼田一雄
持道具 梅沢博
衣裳 青木幸雄
メイク 小林志麻
スタイリスト 山本康一郎
タイトル 岩崎光明
ファイティング
コーディネーター
オフィス國井
車輌 ジャンプロケサービス
衣裳協力 ARNOUL JAPON S.A.
RENOWN
マクベス
JUN
レザーショップ ニチワ
ユキベルファム
Tparts
SCOOP
NEO BLOOD
Glenover
EDWIN
TAKEO KIKUCHI
協力 日本中央競馬会
三菱化成株式会社 総合研究所
SERGEANT BAR
アンティーク文明洞
高橋レーシング
インナップ
バスク
演出補 吉田使憲
制作主任 曵地克之
柿本浩樹
記録 石田眞理
プロデュース補 江森浩子
広報 上野陽一
スチール 原島義直
プロデュース 酒井彰
関本広文
制作著作 フジテレビ

このドラマは、
フィクションであり
登場する人物・団体等の
名称はすべて
架空のものです。