BBSログ (2018年)

遂に手に入れた! / ザンバラ

お久しぶりです。
昨年は自分にとって良い年になりました。
「世にも奇妙な物語」で使われていた曲のCDが入手出来たのです。
それは、「不定期バスの客」で使われていた曲で数十年、探していました。
何となくネットで「ないかなぁ・・・」と思い、探していたら、偶然見つけて注文しました。
CDは取り寄せとなり本当に買えるのかと半信半疑でしたが手に入りました。
本当に欲しかったCDなので感激しました。
当時はパソコンもやっていなかったので曲名もアーティスト名もわからず困っていました。
「永遠に手に入らないだろう」とあきらめていたのですがこのサイトのデータのおかげで曲の事もわかり、入手出来ました。
本当にありがとうございました。
これからも「世にも~」のサイト、毎日見ますのでよろしくお願いします。

No.1980 - 2018/04/20 (Fri) 15:01:30


Re: 遂に手に入れた! / 白虎 (管理人)

ザンバラさんお久しぶりです!5~6年ぶりくらいでしょうか。

>「不定期バスの客」CD

うちのBGMリストがお役に立ったようで何よりです!
今後も地道にマイペースな更新にはなりますが、同じ世にもファンの方々のために情報をまとめていきたいと思っていますので、こちらこそ今後もよろしくお願いしますね。

No.1981 - 2018/04/21 (Sat) 21:59:32

'18春の特別編 雑感 /

お久しぶりです。初見での感想を簡潔に書き散らかしてみます。
★は☆半分の評価で★5つで満点の評価です。

「フォロワー」★★★★☆
誇張ではなく実際にこれがありえなくもないという実態と、
事故写真を平気でSNS上に拡散したりするのが当たり前になりつつある風潮に気味の悪さを感じているので、あくまで個人的な評価です。
あと白石麻衣さんですが、名前すら知らなかったのですが、坂道の子でも演技が良くできていて星半分おまけしてます。

「不倫警察」★★★★★
筒井康隆の小説の中の世界にいるみたいで本当にオリジナル作品なのか疑いました。それぐらいよく出来ています。
不倫が悪という風潮をダイジェストで流している間に見える、度が過ぎないパロディ作品も凝っていていい感じです。
『俺が許しても世間様が許さない』という言葉が全く他人事ではないはず本来の意味が、ある種の免罪符になるという皮肉を強烈に描いた傑作です。

「明日へのワープ」★★☆
良い話っぽくしてはいますが、主人公の行動が身勝手で感情移入できませんでした。
結局アイリウムの効能は24時間記憶を消すのか忘れられない思いを体験させるのかどっちつかずのような気がします。
24時間記憶を消すという事が忘れられない思いを体験させる効能の内に入っているならもう少し説明的で良かった気はします。

「少年」★★☆
ストーリーがどうにも焼き直し感が強いうえに、終盤いきなり緑が多い丘の上に立っていたり、
前世といった設定等がどうにも押しつけがましくそこそこ及第点といった感じです。

『総評』★★★
全体的な話として2回見たいとは思わないほど酷い話はなかったのですが、「主人公が何かを乗り越える感動系」が長尺で二話も続くと流石にダレます。
「不倫警察」が言うまでもなく断トツの出来で、「不倫警察」~「明日へのワープ」が続けて放送されたのは確信犯的な意図があるように思えてなりません。

「城後波駅」マイナス★★★★★
ガチャピンとムックを出す意味がまるで感じられないの一言で、本作の出来も
・安直な展開で後編が気にならない
・キャスティングの無駄遣い
・前後編を足すと短くない
・後編の放送位置
・エンドロールのテロップ
の五重苦で、どこをとっても間違いなく過去最悪の出来で、「だからダメなんだよフジテレビ」と言いたくなるお手本のような作品でした。

『4話編成になって思うこと』
ほぼ毎回短編を制作すること自体に異議はないのですが12年前の「山田祭り」ぐらい忘れられなくなるほどインパクトがある作品が未だ生まれていないというのは問題な気はします。
週一で放送されていた短編(アバン)にはある種15秒の美学のようなものが感じられたのですが、現時点では「写真」以外で前後編に分かれる短編は「人間電子レンジ」を分割したようなものばかりなので、本編が4話なら穴が出来ないように作り込む、そうならないなら本編が6~7話になってもいいので前後編を分けない記憶に残る短編を作り込んでもらいたいです、切実に。
また、後藤Pが植田Pになったことで「ががばば」の謎は恐らく解明されないのでしょう。伏線(?)の回収が出来ていない限りどうなってもいいのですが。
新規ファン獲得のためにあの手この手と駆使するのはいいことですが、そのようなライト層はネットオリジナル配信なり企業スポンサーのスピンオフで定期的にやればいいことで、尚且つそれらが許される部分がある稀な番組だと思います。放送地域限定というのもアリだと思いますし、「忖度」なんかも放送されたのが記憶に新しいかと思います。
ですが敢えて不満の基になることをわざわざやらなくていいですし、番組としては年2回テレビの限られた枠で「特別編」として放送するという重要性を改めて認識して欲しいです。
この番組も23時24分まで放送されていた時期を鑑みると実質はおおよそ本編2話分減っている訳ですからもう少し慎重になって欲しいですね。

かなり長くなってしまったのでお詫びに1つ情報を。「夢みる機械」の終盤、地上に戻った時に流れる曲ですが、
The Brass Ensemble Staatsorchester Stuttgart & Dennis Russell Daviesの「Pärt: Arbos」という曲だそうです。

No.1983 - 2018/05/13 (Sun) 00:07:26


Re: '18春の特別編 雑感 / 白虎 (管理人)

掌さんお久しぶりです!

>感動系が二話続くと流石にダレる

これは私も同意見でしたね~(^^;)やっぱり同傾向が続くと「またか」と思う自分が。放送順も大事な要素ですからね。

>4話編成

やっぱり4話は少ないですよね…。その分の『短編』も1話減らした穴を埋めているかというとそんなことは全然無いので。テンポや構成の問題含めて番組全体にしわ寄せが見え隠れするのはやっぱり困りものかなと。

新しい試み自体は評判がいいものもあるので、断固反対とは言いませんが、継続していくからにはある一定の水準はキープしておいて欲しいですよね。その点はもうちょっと見守っていきたいと思ってはいますが…。

最後に、BGM情報ありがとうございました。
その他BGMデータが溜まりに溜まっているため、追加には時間がかかると思いますが、気長にお待ちいただければ…。また何かありましたらぜひよろしくお願いいたします!

No.1985 - 2018/05/15 (Tue) 22:05:39

春の特別編感想+教訓 / Alice Carol

管理人さん、お久しぶりです。
先程、春の特別編を見終えたので感想と評価を。

ストーリーテラー
いきなり日本科学未来館から・・・ですよね?あの地球。
今回の4話は奇妙な世界と言うより、どれも割と現実にありそうな印象でしたし。

フォロワー・・・★★★★★
教訓:SNSで見栄を張りたくても、現実でフォローしきれない嘘はやめとけ。
最近よく刑事ドラマにも出てくる、嘘つき見栄っ張りSNSのお話。途中までは「声を聞かせて」っぽくもあり。
フォロワーに監視されている・・・までは読めましたしそれなりに怖かったのですが、
それよりも死んでやっと解放されるはずなのに、それでも見栄を張り、
固執し続けてやめない主人公や写真を撮り続ける民衆の方が恐ろしく感じました。みんな病んでる。
最後は殺した(故意だかうっかりかは不明)からフォロワーをやめたのもあるでしょうが、それ以上に轢かれてもなお・・・な主人公の姿に浅ましさを感じたからかもしれません。
SNSのフォロワーと言う意味だけではなく、ついた嘘を現実面でフォローする存在だから「フォロワー」というタイトルなのかも・・・と思いました。
そして、現実のtwitterもなかなか奇妙な事になっていましたね。
主演の白石麻衣ちゃん、こういう貼りついた笑顔で病む役がなかなかお上手。これからが楽しみです。

不倫警察・・・★★★★
教訓:過剰な叩きや規制は、自らも壊していく。
タイトルと序盤のコメディ展開からは想像できない、見事なディストピアオチでした。
SNS禁止も含め、完全なる現在の「叩き傾向」を皮肉った社会風刺ですね。不倫を叩くのは本来なら当事者だけで良いはずなのに。
それを加速させた結果、もはや誰が真の悪なのか分からなくなってしまっている状態。
そして、サブタイトルも含めてカラフルから、逮捕→逃亡→滅亡に至るまでに段々と画面の「色」が失われていくのが印象的でした。
多様性も失われたからこそのカラーレスなんでしょうね。
唐沢氏、コメディもシリアスもできるからこその展開なのかも。

明日へのワープ・・・★★★
教訓:結果よりもそこに至る過程が大事。
これは原作を読んでいたので展開は知っていましたが、「未来」の描写がかなり異なりました。
原作では主人公は別の女性と結婚し、もっと大きな娘がいて、「アイリウム」というソフトが開発されて・・・だったのですが、今回の方が展開的には好きです。
オチも展開が似ている「呪いの紙人形」「ベビートークA錠」「結婚シミュレーター」と同様に前向きに終わらせたのも◎。と言うか、この展開だと大抵選択肢は1つですよね?
短い描写でも、全て前向きに切り抜けたのが分かります。
去年の大河ではスケコマシな笑顔サイコパスだった(爆)三浦春馬君、今回は割と自然な老けメイクも含めて、良い意味で好青年じゃ無かった。

少年・・・★★★
教訓:前を向くためには、忘れる事も必要。
「心臓の想い出」に似てるな・・・と思っていましたが、以前「地獄先生ぬ~べ~」によく似た話がある事を思い出しました。あれは、母親→幼稚園児でしたが。
途中までは気味の悪い子供だったけど、本人も戸惑っていたのでしょうね。あの子の態度にそれが出てました。
前世の記憶は、今生きている世界では必要ではない。昔の世にもだったら「前世の恐怖」みたいに執着したかもしれませんが、今仕様に「忘れるべき」となった。
そう考えると「待ち伏せ」にも近いかも。あれも忘れる事が主人公の救いになりましたし。

城後波駅・・・★★★★
ただ怖がらせるだけでなく、一見チープそうで結構練られた印象でした。トリハダとかドクロゲキみたいな。
後ろから読ませるのが2つある(だから先の被害者がガチャピン&ムックの2人なのかも)までは分かっていましたが、
上司から言われた「入れ替わる」がラストの意味を暗に理解させると言う。そして直後の2人帰還&解説含めたtwitterで完成する所まで上手く出来ています。
代わりを入れるか、あの駅員に勝つまで、このループからは抜け出せないのでしょう。もしかして上司もループ経験者?
ムック、危険な噂にはもうチャレンジしちゃだめだよ。
まぁ、子供達のアイドルを救出しない訳にはいかなかったのでしょう。1人新たなる生贄が出てしまいましたが。

今回の個人的MVPは、タイトルの意味と実際のSNSでの展開、そして謎を残しつつ綺麗に片付いた「フォロワー」と言う事で。
ショートながらも、「城後波駅」も良かったです。入口を都市伝説とかキャラモノで不安だったのですが、怖いながらもこちらに考える余地を残した造りが好き。
そして、割と安易に奇妙な世界に行けそうな造りでちょっと怖くなりました。

No.1984 - 2018/05/13 (Sun) 01:40:15


Re: 春の特別編感想+教訓 / 白虎 (管理人)

Alice Carolさん、お久しぶりです。

>いきなり日本科学未来館から

「世にも」では13年ぶりの科学未来館だったので興奮しました(笑) 先のストーリーテラー演出も今回と同じ小椋久雄監督だったので、監督は科学系の舞台がお好きなんでしょうかね。

>城後波駅

これまでの企画もの短編の中では一番ストーリーとしてちゃんとしていたなと思いますね。駅名の複線は公式スチールの時点でわかっちゃってはいましたが…(^^;)
私としてはもう少しガチャピンとムックを自然に組み込んでほしかったなぁと思いますが、そのアンバランスさを狙ったのかはたして…。

No.1986 - 2018/05/15 (Tue) 22:16:54

プリズナーの件 / 世にもの大ファン

プリズナーで主人公はビデオの中に閉じ込められたままなのに、司会者の外人はどこかに消えるというのは何故なのでしょうか?

管理人さんはわかりますか?

No.1989 - 2018/07/02 (Mon) 00:10:14


Re: プリズナーの件 / 白虎 (管理人)

私の個人的な解釈では、彼はビデオテープの中である意味人格のないロボットのようにその場その場で同じセリフを語るだけの存在ということなのかなと思いますね。

No.1990 - 2018/07/21 (Sat) 18:50:36

(No Subject) / 寺マクロ

久しぶりに書き込みさせて頂きます。
今度の特別編は久々に5話編成らしいですね。
正直4話+おまけのホラーの構成はテンポが悪かったので今から楽しみです。
(予告を見た時、初めはマスマティックな夕暮れが短編なのかと思いました)
星護監督の復帰や聖夜の特別編以来の行事をテーマにした話など、
今回は見どころが多そうですね。

かなり遅くなりましたが、ご病気からの復帰おめでとうございます。
管理人代理の黒猫さんもお疲れ様でした。

No.2000 - 2018/11/05(Mon) 20:06:5


Re: / 白虎 (管理人)

寺マクロさん大変お久しぶりです。お互い健康には気をつけましょう…(^^;)

今回は久々の5話というだけでもファンとしては嬉しくなってしまいますね。今思うと秋の2週連続SPで例年より5話多く作る引き換えに以降の5回分から1話分ずつ削減してトントンに…ということだったのかと思ったりもしますがどうなんでしょうか。

今回はマニアックなファンも思わず熱くなる回になりそうで今から放送が楽しみです。平成最後(?)を締めくくるに相応しい回になりますように…!

No.2001 - 2018/11/05 (Mon) 23:00:30

'18秋の特別編 雑感 /

お久しぶりです。
例にもよって雑感程度に書き散らかしておきます。
基本的に減点式な見方をしているのでいつもより感想が短めですが、決して寝ていたわけではありません。
☆は★半分程度の評価で★5つで満点です。

「脱出不可」★★★☆
「逃げられると思うな」は流石にくどく感じましたがそれ以外はそれなりに楽しめたのでそれなりの評価です。
SNSを情報収集ツールだと割り切れてない人、例えるなら港区OLハルさんばりに自撮りを載せたり実況する人が多すぎる方が問題だと思うのですが。

「あしたのあたし」★★★★
な訳ないですよね。
THE MOVIEの爆死映画感は自局の自虐とも取れますし、プロセスやひねり方が上手いと思いました。
どうでもいいですが『あした』という言葉が春秋共にタイトルに入るのは初めてなのでは。

「幽霊社員」★★★★★
少しばかりひねりつつもとにかく安定して見られる絶妙な塩梅、別れの演技を最後にもっていかないのは個人的に熱い展開でした。
「働き方改革守ってる方が偉いんだよ!」。ええ、そうですね…そうですよね……。

「マスマティックな夕暮れ」★★★
せっかく短くまとまっていたのに前後編に分かれていたのが残念です。
そもそも後編に粗筋をつけるなんて行為自体が蛇足だと制作陣はいつになったら気づくんでしょうか。

「クリスマスの怪物」★★★★★
原作より登場人物を減らしたことで魅力を凝縮しており、今回の和田さんの脚本により人間関係の描写が生々しくなっていて好きです。
「私はバカでぇす」はどうするんだろうと懸念していましたがそれも杞憂で、現状のコンプライアンスの限界まで攻め込んだ傑作だと思います。
原作は原作で趣向が異なりますが気になった方は原作もお勧めします。若干「地獄のタクシー」みたいな感じがします。

『総評』★★★★
前回の特別編でかなり辛辣に「放送枠に短編はいらない」と書きましたが、今回は宣伝を兼ねたコラボありで短編あり(見たい人だけが見られる)という
近年の番組の手法でありながら本来の5話編成に戻っていました。
その上で兎にも角にも思ったのは『5話編成のバランス安定感』。いや大事ですよこれ本当に。
オムニバスかつ佳作以上で評価されるのは間延びさせずに綺麗に終わる作品が大前提にある訳ですから、
4話編成のここ数年を振り返ると、相当するものが片手で足りる程しかないのが悔やまれます。
尤も、その4話編成で一番まともだったのが'16春でそれ以降短編を乱発してお茶を濁して右肩下がりになる事までは予想だにしていませんでしたが。

と書こうとしていた感想を覆すぐらいに5話編成であるかのように見せかけてまで前後編に分割して放送する意味はどこにあるのかを植田Pに問いたいです。
エンドロールの余韻がこれ以上ぶち壊されるのは勘弁してほしいので包み隠さず言います。植田泰史よふざけるな(車中の出来事を見終わった後にも感じましたが)。
この際はっきり書きますがその手法全くと言っていいほど面白くないですし、後編に粗筋をつけるぐらいならエンドロールの尺を伸ばしてる方がまだ建設的ではないでしょうか。

・30周年に向けて
記念SPの前年まで良作や佳作をそれなりに生み出して期待値のハードルを上げに上げて、記念SPでその下を潜るのを何回も見てきた訳ですから、ここがピークなのかもしれないと割り切っていた方が精神衛生上まだ良いのかもしれません。
フットワークの軽さゆえ「世にも奇妙な物語」製作スタッフが、ライト層で言われる「世にも奇妙な物語みたいな話」を年々増やしていくというのは一概に方向性を模索しているとは言い辛いものがあります。
コラボするにしてもTEAM NACSのような少人数の劇団員が各主人公で魅せる物語か、東映など別会社が完全制作のコラボなら大歓迎なのですが。

No.2004 - 2018/11/11 (Sun) 00:13:01


Re: '18秋の特別編 雑感 / 白虎 (管理人)

お久しぶりです! いやはや、やっぱり5話は体に馴染んでいるのでこれに限りますね。ここからまた5話でいってくれるとファンとしても有り難いんですが…。

>植田P

う~ん、個人的には植田Pだけというよりかは、編成担当の狩野さんの意向の方が強いのかなぁと思っていたりしますね。ここ最近の公式側のコメントを全て担当されていますし(昨今の公式アカウントやハルTwitterも恐らくこの方じゃないかなと睨んでますが…)。インタビューを見てみても編成も色々番組に関わるらしいので…真相はわからないですけど。

ただ誰の意向であれ、おっしゃるように本編扱いの作品を前後編に分けちゃうのはリズムが崩れますし、ましてやED後に後編というのもちょっと考えるものはありますよね。提供バックなんかも慣れたとはいえまだちょっと納得はいってませんし…(笑) この手法でちゃんと数字という結果が出ているのかも気になるところです。

>別会社が完全制作

共テレ完全排除だと難しいかもしれないですが、各話を別々の会社が制作するというのだと面白いかもしれませんね。視聴者にとってはアピールし辛い面もありそうですが…。30周年まであと1年と少し、これからもハラハラしながら番組を追い続けることになりそうです(^^;)

No.2006 - 2018/11/11 (Sun) 01:26:58

感想の特別編 2018 / ミスターK

こんばんは!
今年も無事に「世にも奇妙な物語」が終わりファンとしてはホッとしている最中です。
早速ですが恒例の感想と参らせていただきたく思います。

(MAX:★×5)

第1話「脱出不可」★★☆☆☆

個人的に閉じ込められた人とそれを見て楽しんでいる傍観者の構図は好きなので、それを世にもではどう調理することが出来るのかと期待していたのですが少し期待外れ感は否めませんでした。

みんなここまで協力してくれるものなのかと。しかもあんなに早く……(笑)

ラストはネットの怖さを見せたかったのでしょうが、それなら妙にリアリティを出さずに「大予言」のような非現実的でも怖さと奇妙をとったラストの方が良かったと思いますね。

第2話「あしたのあたし」★★★☆☆

この作品はもうラストに尽きます。映像クリエイターの高橋氏が演出だからこそ出来る荒業ですね。

「あなたの物語」のような作品を予想した私はまだまだ甘かったです。

ストーリー的には消化不良な気もしますが、個人的には「なんてね」からの心停止が凄く好きなので★3つ。

第3話「幽霊社員」★★★☆☆

久しぶりの星監督作品なので心の中ではありがとうございますの意を込めて★マックスにしたいぐらいです!(笑)

1話を全て一つのBGMしか使わない構成、青を基調とした色使い、アップをあまり使わず引きの構図を多用する演出。どれもこれもが我々の知っている星監督の演出でとにかく懐かしさと嬉しさがこみ上げてきました。

ストーリーも非常に王道のバディもので、主人公の成長と、「ドラえもん」のような優しいどんでん返しが非常に見ていて面白かったです。

社史編集室の元ネタは藤子A先生の「何もしない課」でしょうか?(笑)

第4話「マスナティックな夕暮れ」★★☆☆☆

せっかくの12分作品なのだからCMを挟まず1話で構成したほうが面白かったのではと思いました。

ただ途中までただひたすら数学の勉強しているシーンと主人公の恋愛シーンが写っているだけなので「これは奇妙か?」と思うところはありました(数学、死者、恋愛、この三つだけで十分奇妙なのですがw)。

ただ色々なところであと一歩、あと一歩味付けをしてくれたらもっと面白い作品になりえたとも思えるので少し残念な気もしました。

第5話「クリスマスの怪物」★★★★☆

今回の作品の中では一番面白かったです!

いじめられっ子の復讐ストーリーではなく、サンタさんによる裁きを与えるストーリーだったのは予想外でした。

岩田監督はいい演出してくれますね。いじめられっ子がクリスマスの商店街で歌わさせられているシーンは胸が痛くなりました。怪物の顔を不用意に出さないのGOODです。主人公はあくまでいじめに加担してない風を装っていましたが、服を破かれた際に怒りに任せて殺害しようとしていたあたりどっこいどっこいですな。

強いて言うならば、ラストで本郷奏多君演じるサンタさんが赤い服のおじいさん(一般的に想像するサンタの姿)に変身する演出があれば★マックス確実でした!

久しぶりにゾッとするホラー作品が見れたので良かったですね。

総評★★★☆☆

全体的な編成に対して「???」となる部分は多々ありましたが、ストーリー的には突飛してダメだと思った作品はなく、高水準のクオリティを維持していたのが良かったと感じました。

小椋久雄監督が共同テレビを退職して以降、フリーランスの演出家としてストーリーテラーの監督を多く務めているので是非次は本編の監督を期待したいですね!

平成最後の特別編、今回も楽しませていただきました!

次回も5話構成を期待いたしましょう!

No.2005 - 2018/11/11 (Sun) 00:15:46


Re: 感想の特別編 2018 / 白虎 (管理人)

>幽霊社員

やっぱり世にもフリークとしては星監督の復帰作というだけで評価が甘々になりそうですが(笑)、贔屓を抜いても番組らしいテイストの一編になっていたように思いますね。

>小椋監督

退職していたことを全然知らなかったんですが、番組の功労者が定期的に戻ってきてくれるのは本当に有り難いですよね。あわよくば小椋監督作も久々に見られたら…と煩悩が尽きません(^^;)

No.2007 - 2018/11/11 (Sun) 01:35:53

(No Subject) / ロボ

平成最後の秋の特別編、終わってしまいましたね。
久しぶりに、ここに感想を書こうと思います。

第1話 「脱出不可」
ラスト3分くらいまでは、「助からないかもしれない」ヒリヒリ感が伝わってきて面白かったのですが、ラストがちょっと……違和感になっちゃいました。
かねてより都築監督推しで、去年の「寺島」がとても評判良く、今回も期待していたのですが……。まあラストに関しては演出というよりかは、脚本の方向性が一気に変わってしまったことが違和感の原因な気はしますが。(原案と脚本が違うあたり、両者の伝えたいことが混在してしまった可能性はありそうかな、と)
ラストの文字がびっしり埋まる演出はクドさこそありますが、あれこそSNSで芸能人に噛み付く人たちの本心なのかな、と考えると、なかなかエグいですよね……。工夫次第ではもっといい作品になれたなぁと。今回の5作の中ではある意味「身近で起こるかもしれない」話ではあったので。

第2話「あしたのあたし」
ストーリー、演出共にまとまっていて良かったです。なかなかオチがきつかったのも、「THE MOVIE」のおかげでクスリと出来たので気になりませんでした。
ただ、今回はここから濃い作品が続くので相対的に印象が薄く感じてしまったかも……。
あと、脚本が武井彩さんと聞いて「ここにもおかえりなさいのスタッフさんが!」と喜びました。今回も丁寧な脚本を書いてくださり感謝です。

第3話「幽霊社員」
星監督の演出は面白い!
そして僕が長年応援していた勝地涼さんが主演で、佐野さんに負けず劣らずの怪演を見せてくれていてよかったです。この作品も、ラストはゾクっとくる演出があって、ただのコメディもので終わらなかったのは奇妙らしいなぁと。
ただ、この作品ですら今回は相対的に印象が薄くなるような……。

第4話「マスマティックな夕暮れ」
ある意味今回のMVPな気がします。
数学に出会ったヤンキー達がどんどん数学にのめり込んでいく様、謎のラブロマンス、そもそも復活のために使うのが黒魔術と、大きな飛び道具はないけど「奇妙だ」と思える作品になっていたなぁと。
紙谷監督、最近は「海月姫」「結婚相手は抽選で」といったフジ系の良作ドラマを演出されているそうで、今後は奇妙でもどんどん名前を見ることになりそうだなと。

第5話「クリスマスの怪物」
今回星監督の復帰は楽しみでしたが、個人的には和田さん脚本の岩田監督演出作品がまあ外れることはないだろうと思っており、案の定めちゃくちゃ面白くてよかったです。
川栄さんもクズみのあるいい演技されてましたね……。あれは地獄へ突き落として良かったです。
これまでは、この手の作品を高山直也さんが担当されていた印象ですが、今後は和田さんにブラックな話もどんどん舞い込んできそうですね。

企画あり、港区OLハルの実況あり、しっかりと見せてくれた今回の特別編が終わり寂しいですが、やはりまた奇妙に会えてよかったなと。
ツイッターのトレンドも上位をキープしていましたし、まだまだ進化を続けて欲しいです。
今、植田監督がプロデューサーとなり、古参ファンからすると受け入れがたい部分もありますが、奇妙に熱意を持って取り組んでくれている編成の狩野さんがおり、一時の「やらされ」仕事感はもうないと思っています。
だからこそ、次回はまた新しいスタッフさんの台頭を待ち望むところです。最近で言うと、「通いの軍隊」を脚本された徳尾浩司さんが「おっさんずラブ」で注目されてますが、やはり「奇妙」ブランドの先見性は衰えてないと思うのです。
ファンの言うことは聞いて欲しいと思いつつ、奇妙はあくまでもスタッフさんのもの。作りたいものを作りたいように作り続けてほしいなと願うばかりです。

No.2008 - 2018/11/11 (Sun) 02:19:27


Re: / 白虎 (管理人)

>マスマティックな夕暮れ

私もなんだかんだ楽しめたのが本作でしたね。「行列のできる刑事」とかあの辺のヘンテコ枠だと思えば多少の違和感も納得できるというか(?)

紙谷監督も徐々に番組でお馴染みのスタッフさんになりそうで今後が楽しみです!

>作りたいものを作りたいように

ファンとしてはいろいろ言いたいことはあれど、結局はそこですからね。30周年も目前ということで今後も予想を裏切る奇妙がお目見えすることを祈るばかりです…!

No.2009 - 2018/11/11 (Sun) 20:33:02

平成最後の秋の特別編感想。 / Alice Carol

管理人さん、お久しぶりですm(__)m
いろいろな諸事情で、遅れての録画視聴をたった今終えた所です。では、いつも通り感想と個人的評価を。

オープニング・・・近年放送回でよく見る科学実験ネタかと思いきや、プラシーボ効果とは。しかも、殆どの被験者が神秘体験って・・・思い込み最強説(^_^;)

脱出不可・・・★★★
リアル脱出ゲームは被害者の復讐と思っていましたが、ラストの掲示板で分からなくなりました。あれがなければ、星4つだったのに・・・。冒頭、彼のポケットにはライターだけ。それが本当に彼の持ち物であるかどうか語られておらず、加害者が彼に罪を着せようと仕込んだ可能性もあるわけだから、どうとも受け取れる。
何れにしても、裏に大規模なハッカー集団が関わっていますね。そうでないとこんなに傍観者が迅速に反応できない。坂口君は悪くないのですが、想像力の可動域を広げ過ぎてぼやけてしまった感。

あしたのあたし・・・★★★★
途中までは、心なしか「あなたの物語」に似た印象。主人公の人となりをざっと見るだけで「ああ、こういう旦那忘れて快楽貪りたがる主婦は、バッドエンド一直線だな」と確信。とは言え、ラスト付近の鉄骨(「世にも」で鉄骨は高確率死亡フラグ)→死なない、心電図停止→装置の故障放置等のお約束外しからの、刺される→映画予告編で笑わせといての妄想オチ→ラストという怒濤の流れはお見事。なので、星を1つ追加。

幽霊社員・・・★★★★
佐野さんと星譲さんのタッグと言うだけで楽しみにしていました。同じ音楽を意図的に繰り返す、幽霊もの且つ古い社内という舞台でも陰鬱になり過ぎないコミカルさ(これは主演コンビのおかげ)、そして、普通はラストに感動の展開として来そうな成仏を途中でやってしまう大胆さ。そして、爽やかな達成感の後にまた大量に(^_^;)頼られるのは良い事なんでしょうけど、あれは順番でやらないと・・・ねぇ。
途中までは、これがMVP候補でした。

マスマティックな夕暮れ・・・★★★
不良と数学と黒魔術を掛け合わせて死者蘇生・・・それだけなのですが、そこまでの過程での勉強によって最早不良と呼べるかどうかも微妙な位に人格も変化し、蘇生した彼にとっては「13番目の客」のラストみたいな事になっていたわけで。他の皆さんも仰っている通り、前後編に分けない方がよかった。

クリスマスの怪物・・・★★★★★
今回のMVP。、川栄ちゃん、以前映画でゴスロリストーカー演じていて2、3回はっ倒したくなりましたが、今回の薄情な役がまた上手い。本郷君、登場しただけで「ただイケメンで出る子じゃない」と思っていたら、正体が昔トリビアでやっていた、悪い子に仕置きをする「ブラックサンタ」だったとは・・・。後で原作について調べましたが、正に「地獄のタクシー」状態(^_^;)私的には今回の「イマキヨさん」っぽいオチの方が因果応報感があって好きですね。あと、主人公の鏡前で見せた嫌な笑顔や、途中まで怪物の顔をはっきり見せない演出がきちんと伏線になっている等、細かいところにも手を抜いていないのがまた好きですね。

エンディング・・・おや、これって昔の「バーチャルリアリティ」?

やっぱり、5話構成の安心感。これに尽きます。内容も個人的には平均以上で楽しめました。あとは変な演出や分割さえ無ければ・・・それは次回に期待という事で。

No.2010 - 2018/11/12 (Mon) 15:04:43


Re: 平成最後の秋の特別編感想。 / 白虎 (管理人)

Alice Carolさん、お久しぶりです(^^)

>脱出不可のラスト

私も同感ですね~。現実的な話かと思ってたところで突然非現実感を出してくると見てる側の調子が狂ってしまって…(^^;) 佳作を期待していた分ちょっと残念でした。

>5話構成の安心感

いやーまさにそれだと思います。やっぱり2時間で5話が一番いいバランスだなと改めて思わされましたね。次回からまたこの感じで行ってくれればとっても有り難いのですが……。

No.2011 - 2018/11/16 (Fri) 01:44:20

新年号に入って / 世にもの大ファン

来年から世にも奇妙な物語も新たな年号を迎えますね。
これからも面白い世にも奇妙な物語が続くことを期待してます。

No.2012 - 2018/12/21 (Fri) 12:43:14


Re: 新年号に入って / 白虎 (管理人)

世にもが30年間駆け抜けてきた平成もついに終わってしまいますね。光陰矢の如しとは本当のことで…。

おっしゃるように、新元号の時代に突入しても変わらず奇妙な物語を放送し続けてほしいですね。まずは30周年に向けて頑張っていただきたい!

No.2013 - 2018/12/25 (Tue) 18:19:38