初めまして。お聞きしたくて、書き込んでしまいました。

bsでやっている放送は、カットもなく放送されているのでしょうか。教えていただければ嬉しいです。

年2回のお楽しみ。「世にも奇妙な物語」夏の特別編も無事に終わり
恒例の感想を述べさせていただければと思います。

第1話「あと15秒で死ぬ」★★★☆☆

多少テンポが悪いと思うような部分もありましたが、主演二人の掛け合いがとにかく面白く引き込まれました。

あと15秒で死ぬという題材だけでお腹いっぱいでそこからどう膨らませるか気になってはいましたが意外とコンパクトに収めたなという印象です。

しかしきっちり落とすところは落として、ぶん投げるようなオチではなかったので可もなく不可もなくという意味で★3つ。

第2話「三途の川アウトレットパーク」★★★★★

今回のMVPです。放送前からとても期待をしていた作品でしたが期待を裏切らないクオリティでした。序盤のシーンがまさか伏線になっているとは思わず（お金は持っているけど虫に転生してしまうモブのおじさんまで終盤の伏線に使うとは）、構成の上手さに脱帽です。

思い返せば安江氏が脚本を手掛けた「明日へのワープ」も構成が上手かったと記憶しています。脚本力で勝負してきたと思わせるような作品で大満足です。

虫長生きしすぎじゃないかというのはご愛嬌です。

第3話「デジャヴ」★★★☆☆

まさにお手本のようなTHE世にも奇妙な物語。心理学系SF作品は昔からハズレがありませんでしたが本作もしっかりと作りこまれて、最後の最後は科学的には説明できない奇妙なラストに仕上がり私自身とても楽しめました。

サンドイッチの説明はなかなか分かりやすくて物語を理解しやすくするためにもGOODでした。

ただ物語の中でこれはカットしても成立するんじゃないかというシーンが多く、20分前後ぐらいに収められればもう少し評価が高かった点も否めないです。ただ、堅実に奇妙な物語を描こうとしているは伝わってくるので★3つです。

第4話「成る」★☆☆☆☆

これはあまり私には合わなかったですね。。。
将棋の駒が成った時、その駒に書いてあることが実際に起こる的なストーリーだったら奇妙らしさがあったのですが、主人公の過去について振り返るだけのお話だったのであまり捻りを感じられませんでした。

雰囲気は良かったのですがもう少し主人公が追い詰められている感を出してほしかったですね。

将棋を題材にしたのは良かったので期待はしていたのですが残念な作品となりました。

総評★★★☆☆

前回に引き続き今回も良かったと思います。
ただ、やはりどれか一本を長くするとその作品はだれてしまいますね。例えば1話25分×4話とかなら比較的さくさくと進められる気がするのですが、40分もあると途中をカットしても話が成立するようなシーン（裏を返せば無駄なシーン）がどうしても目についてしまうのが難点ですね。
ただ昨今のテレビ業界の不況を考えると4本だろうと3本だろうと新作を作ってくれるだけで足を向けて寝られないわけです。
特に最近はしっかりと練りこまれている作品が多くなり、一時期の暗黒期に比べたら本当に良くなったと思います。
秋の特別編も楽しみですね。私は「ふっかつのじゅもん」に期待しています。

お久しぶりです。今回も☆は★半分程度の評価で★５つが満点の評価をしてみました。
「死」がテーマということで否が応にも期待値は上がっていたのですが…

「テラーパート等」
いきなり絶句させられました。何というかもうまともにオープニング見せる気ないんでしょうね。

「あと１５秒で死ぬ」★★★★
テンポよく話が進むのは必要条件ですので非常に好感触です。
吉瀬美智子さんハマり役過ぎて思わず笑ってしまいました。

「三途の川アウトレットパーク」★★☆
それでも世界が続くなら(バンド名)が好きなので３ヶ月ほど前にスタジオGARAGEのチャンネルで一度見てしまったものを映像化と聞いたので主演も含めてかなり複雑な心境でした。
原作は文句なく★５つで尺40分割ける作品だったので、敢えて原作と比較して評価していきます。
まず“死んだ虫のような目”の設定や、良くも悪くも自分自身に対して最後まで自棄だった性格が大きく変わってしまっています。
なので、“目つきが悪い”設定や、学生から会社員にしたことによって、あらゆる設定が軽く感じられます。特に田中と木村の馴れ合いも早くて違和感が凄いです。
次に冒頭付近で露骨に犯罪行為をしてしまった演出を入れたのがあり得ないのと、ミスリード的に田中の親はもっとチャラくしないとダメです。
また、船に乗って撮影ができないような時世を鑑みても船着き場で決着をつけてしまったこともマイナスです。
一番懸念していたストーリーの肝である「人間関係の構築が上手くいかない十代の群像劇」の部分がかなり薄味になってしまったのが残念です。
最後に、ポップな作風に舵を切った事は否定しませんが、CMを作ったり“アウトレットパーク感そのもの”に無駄に凝るあたり近年の植田作品のダメな部分が目立ちます。
福引のギャラリー等何らストーリーに影響しない人物をやたら多用する点も目に付きます。

「デジャヴ」★★★
想像以上にストーリーの見せ方は良かったとは思いますが長尺割いてまでやるべき話ではないです。

「成る」☆
近年の作品の感想でよく見られるのは「つまらない」「面白くない」、これらは個人の好みだと思います。
「意味不明」「訳が分からない」「何がしたいのかわからない」といった類のものは制作側の自己満足でしかなく視聴者は一切得をしません。
今作は間違いなく後者の部類であり感想としても「だから何なんだ」の一言に尽きます。

『総評』★★☆
コロナ渦であと数年は8作製作ありきで厳選して４作品ずつ放送するスタンスも正直アレだと思うのですが、スタッフ表示が怪談新耳袋並みに短いのはもう涙も出ません。５分の制約で低予算の中『低予算を売りにする』事をせずに100話以上映像化したbs-iのスタッフを見習ってほしいものです。
ですが全体的に硬派な作品なのは評価できます。というか一作品少ないのでこれぐらいはお願いしますよ。
現状3+1話の編成も無理があると思いますが、3+2話にする予算がないというのも疑問です。てか予算がないからサントラ盤の企画が消えるってどんだけなんでしょうか。
あまりにも酷い様なら番組最初期のように監修役をどなたかにお願いしてもらいたいものです。
ジャンプ+のコラボ企画もどうなんでしょうか。シナリオよりもシチュエーション頼りになってしまう気がします。
兎にも角にも今回の収穫は城宝監督意外とサスペンスがお上手だという事ですかね（笑）。

この名前ではお久しぶりですm(*_ _)m
大雑把に感想を。

あと15秒で死ぬ･･･☆☆☆
原作通りの死神よりも、ラストが優しくて︎○。

三途の川アウトレットパーク･･･☆☆☆☆
冒頭から粗方予想通りの展開でしたが、それが◎。
こちらも原作より終わり方が優しい。

デジャヴ･･･☆☆☆
伏線やらオチやらいろいろ頑張ってるけど、長い。

成る･･･☆☆
実は、最初から脳卒中の走馬灯だったりして？

※詳細な感想はTwitter(ヒント:頂天眼)に書きましたm(_ _)m

お久しぶりです。夏の予告を見る限り、「面白いのかこれは…？」と思ってしまい、
そして夏以上に監督全員が作品毎の質の差が著しいのでかなり戦々恐々としていたのですが…
懲りもせずに初見で★５つで満点の評価（☆は★半分）をしてみました。

『スキップ』★★
序盤は良かったです。ですが部屋の住人の謎が一切解明されないのと鍵を持った時点で既に部屋を使ったと受け取るかで評価が分かれそうな気がします。
とりあえず死ぬことが確定した人物は元の姿に見えるという事でしょうから暫くは否応なしに生かされ続けるのでしょう。
どうでもいいですが、祖母が何で部屋に入っちゃいけないことを知っていたのかが謎ですね。
祖母も部屋に入った事があって娘も同じ道を辿るのか、はたまた男女関係ないのかもしれませんが。
ただ、坂口涼太郎の実体がない悪意の役は非常にハマっていたと思います。

『優等生』☆
これは一体何の罰ゲームなんでしょうか。『絵美論』からまるで成長していない山内演出。
要約するとおバカなストーリーに悪乗り監督が手掛ける見所無しの長尺作品。書いてて悲しくなります。着地点がまあまあだった点だけが救いでした。
「燃えない親父」が滅茶苦茶ふざけてるのにそう見せない絶妙な演出をしてるのを再確認した次第です。

『ふっかつのじゅもん』★
百歩譲って「世にも奇妙な物語のスタッフが全面協力！ゲームセンターCXドラマ特別編！！」的な観方をしてやっと★3つ程度でしょうか。
久々の見えている地雷枠でしたが、そもそもドラクエ未プレイの人は置いてけぼりにしすぎな上に、プレイ済みの側からすれば全て説明的。
シリーズ35周年とはいえ敢えて今ドラクエ?Uと?Vを絡める必要性がまるで感じられません。最悪なのはオチの使い方でコラボだからと言い逃れするにしても素人レベルで褒めようがありません。
この作品を脚本コンペに通して採用し、放送した意気込みだけは称賛したいと思います。

『金の卵』★☆
テンポは良かったです。発想も意思のある卵というのは面白いのですが、卵自体は守られたかったのか、ただ人を弄んだだけなのかどうしたかったんですかね？

『テラーパート＆ブリッジ』
4作恒例となりつつある完全ブリッジ形式のテラーパートですが、今年度はかなり無理があり、かなり下手になっているのが気になります。
過去の特別編は一回の中の編成が洗練されており、冒頭からエンドロールまで通して見ることによって話数毎に主人公は変われど個人の追体験を見ているような不思議な感覚に陥ったものです。
繋ぎ形式となって以降視聴率目当てなのは目を瞑っても毎回長尺や短編を1話目に持ってこないあたりから察するに作品の出来はある程度把握した上での厭らしさが透けて見えます。
そもそもブリッジ形式以降全パート説明的なんですよね。前振りも下手ですし、余韻がないのはEDだけじゃないというか。
あとエンディングが非常にお寒い出来でミミック(宝箱に化けているモンスター)等ドラクエ未プレイ勢には優しくない出来で見ていて苛々したことを報告しておきます（？）

『総評』★
全滅です。コラボ企画を除くと雨の特別編と並んで過去最低かもしれません。オリジナルだから何でもいいって訳じゃないでしょうよ。
「尺引っ張り過ぎ、PR含め無駄な要素詰め過ぎ、CG省略し過ぎ」の三大無駄要素が顕著な４話編成ですが、長尺がハマらない悲惨さってこんなにもどうしようもない気持ちになるんですね。
そもそも無理して長尺と短編で帳尻合わせする必要もないはずなのですが。
毎度ながらオープニングCGとエンディングの扱いが最早フリー素材レベルで酷いです。これ『サザエさん』で同じ事やったらクレーム来ますよ。
オープニングは３秒ほどで「サザエでございます！」で済ませて、エンディングは次回予告とともにスタッフクレジットが出た後に「来週もまた～」ってやってるようなもんですから。
また、劇作家の毛色が違う話かバズった漫画実写化のどちらかしかなく、脚本のチョイスが微妙です。「～風」なとか妙な拘りとか正直いりませんから。
意外と三田村信行のような児童書にある怖さってこの番組には登場してないので、その上で低予算でホラーやブラックな短編はまだいくらでも作る余地はあると思いたいです。
この先、後期放送の出演俳優にスキャンダルがないとも言い切れませんし、何より椙山氏の一件もあるのでやはり撮って出しの方が無難な気がします。
最後に、小椋久雄は一本ぐらい短編を録れと思うのは私だけじゃないはずです。

・スキップ
4話の中では世間的にはあまり評価されていないと感じますが、個人的にはそこまで悪い印象はありませんでした。“アイツ”の不気味さはゾクゾクはしましたし、兄がすり替わっていたという展開も悪くなかったです。ただ、見た目で怖がらせるっていうのはやっぱり「世にも」ではないと思うし、ラストもせっかく鏡に映るアイツっていう不気味なものだったのに、もうちょっと余韻が欲しかったな?っていう印象。

・優等生
‘21夏の予告編時点では、一番期待していなかった作品でした。「ま?た女子高生がわちゃわちゃやる系か…」とか思ってたんですが…見事にやられました。「デジャヴ」、「3つの願い」みたいに長尺ではありますが、何よりテンポがいい構成にはかなり引き込まれました。家族をテストの力でどうにかするというストーリーも上手くまとまっていて◎。
一つだけ言いたいことは、あのラストはどうなのかなと…あのまま普通に解決しましたでは「世にも」っぽくはないし、かと言って他に上手い落とし所は何かと言われると難しい…

・ふっかつのじゅもん
コラボ物ではありますが、「人気番組競演編」や「ゴムゴムの男」のようなめちゃくちゃな作風にはならなくてひとまず安心しましたw。　やっぱりノスタルジーというジャンルは強いんですかね。ドラクエコラボというのを差し引くと、感動物としては可もなく不可もなくという印象。でも、あのラストは流石にちょっとなあ…って思いました。比較的綺麗に進んだあの流れだと、あのまま大人になった良介と再会してハッピーエンドで終わった方が良かったのでは…？

・金の卵
今回の中では一番不満点が多かった話でした…展開としては、どんどんおかしくなっていく主人公という感じで悪くはなかったのですが、あのラストは結局どういう事だったんですかね…？主人公の幻覚だったのか、それとも本当に金の卵が実在していたという事なのか…「考える余地を残す」というより「単なる消化不良」感が否めませんでした。

・順位
一位　優等生
二位　ふっかつのじゅもん
三位　スキップ
四位　金の卵

今回は非常に惜しい回だと感じました。どの話もストーリーは非常に高水準でまとまっていたと思います。でもどれもオチに不満が残るような…余韻の残し方やどこに落とすかで印象はかなり変わったのでは。あと、やはり長尺の作品っていうのは見せ方や構成の仕方でかなり変わるものなんですね…
グイグイ引き込まれる展開やスピード感はやはり大事なんだなと思いました。その他に言いたいことは、もうそろそろシームレスのストーリーテラーはやめてほしい…やっぱり「世にも」やオムニバスドラマというのは1話が終わったら即バッサリその話のことは切り捨てて次に移っていくというのが持ち味であると思うので。そして夏，秋同時制作という体制。’20夏の時は「え！？コロナなのにすげえ！」と思ったのですが、そもそも放送1ヶ月前から1話ずつ解禁されていくのも楽しみなので、先にどんな話なのか全部知っているとそれが無くなってしまうという… あとは5話にしてくれ！予算の面で難しいとは思うのですが、テンポ感を大事にしてほしい。そして何よりOPとEDをちゃんと見せてください…もうあのEDは‘18秋以来3年も目にしていないので…

・スキップ★☆
最初は良かったと思います。ですがあの人物はなんの目的で他人の人生を奪ったのかなと思います。
・優等生★★★★
世にものただのコメディ系かと思ったらまさかのあのオチがあるとは思いませんでした。東京スカイツリーが揺れるのは笑えました。
・ふっかつのじゅもん★★☆
感動系かと思って油断していたら最後の最後でくるとは思いませんでした。何かあるだろうなとは思っていましたがさすがにあれは必要ないと思います。
・金の卵☆
結構飛ばしてる感ありました。尺短いなぁーと思いましたね。
・オープニング&ストーリーテラー部分
さすがにオープニングはちゃんと見せろとは思います。最初のプロローグもどんどん短くなってきてると思います。
・全体★★☆
尺をもうちょっと短くしてほしいです。まあ思うのは『4話でも良いから尺を十分に短くしろ』ですかね。そんな番組の尺足りないなら時間延長しろと思います。

久しぶりの投稿で初めての雑感を行います。最高評価は5.0で。

スキップ 3.8
赤楚さんの「面白い話と思わせて怖い話」というコメント(公式HPのインタビュー)から「あっこれは…松木監督の心霊アプリやサプライズよりやばいホラー作品じゃないの？」と
覚悟して観ました。祖母の「開けてはダメ」という言葉に祖母も一度使ってしまったのか…？扉の先を開けてしまえば人生が不気味なアイツそのものに乗っ取られる。
アイツは兄弟の人生に乗っ取る以前に何かしでかしたのか？そこが気になります。まだまだこれは少し怖くない一方です。

優等生 2.7
一番尺が偏りすぎかな…？100点取れる呪いで「裏がある」と言った瞬間に最後の最後で全人口が消滅するオチに「そんな飛び道具はないじゃん…」と突っ込ませて頂きます。
今回も学園系コメディ作品を務めている山内監督には「ラスト・シネマ」や「鍋蓋」以来のノンコメディ作品を作って欲しいと声をあげておきます。

ふっかつのじゅもん 3.5
わりと感動系ですね。でも、ファン以外の視聴者からは「そもそも"過去と現在の人の思いを紡ぐ作品"とは…？」「ドラクエ以外のRPGゲームでも同じ事言えるのかな」と疑います。
埃にまみれたままカセットを入れてリセットされた時の絶望感が半端ないです。鬱オチで終わらせないで欲しかったな～

金の卵 2.5
尺が短い上にこの作品の良さの個人差が強い。金の卵が見せた幻覚は一体何だったのでしょうか？
それを持つとこの卵を守りたいという感情が強くなってしまう過剰防衛かと。

総評
良いオリジナル脚本回だけど、2001春の全作品を彷彿させるどんでん返しのブラックオチ。エンディングでうまい具合でエピソード回収してくれるのはそこだけ褒めておきます。
ただ、スタッフロールは横状になってしまうのが難癖の一つ。低予算でもいいので5話編成に復活してほしいところ！あと原作や原案が1～2作品あれば十分でしょう。
改めて見ると、OPとEDの映像を削げすぎだと思います。もっと延ばすべき部分を土曜プレミアム枠で2時間8分(CM含む)で粘るのは流石に限界じゃないかと感じます。放送するならOPとEDの映像ノーカットの2時間30分でいいのです。というよりその方がマシです。
'15秋 傑作復活偏に登場したテレビや、「優等生」の作中に「NISHINON-にしのん-」(ただすめん氏の「PIEN-ぴえん-」が原作のゲーム)、金の卵開始直前のテラーパートに「悪魔のゲームソフト」や「SITLL」と同じBGM(?)といった小ネタが見つかりました。
余談ですが、今年は2021年ですので「21世紀西暦2021年目の特別編」というネーミングでも良かったのでは？(それはやりすぎ
鈴木監督や岩田監督くらいは呼び戻してもいいと思いますけどね。