BBSログ (2023年)

大人は判ってくれない / こいち

第三回のゴーストライターで手紙を読んでいるシーンで流れている曲の名前をご存知の方いらっしゃいますか?。

No.2157 - 2023/01/05(Thu) 13:07:10


Re: 大人は判ってくれない / 白虎 (管理人)

>ゴーストライターの曲

恐らく番組テーマを作曲した久石譲さんの手によるものだとは思うのですが、わかる範囲で調べてみたものの詳細は突き止められませんでした。(ひょっとしたら番組オリジナル楽曲でCD化されてない可能性もありますが…)

もしご存じの方いましたら是非情報をお寄せいただければ…m(_ _)m

No.2158 - 2023/01/06(Fri) 18:41:02


Re: 大人は判ってくれない / こいち

>ゴーストライターの曲

返信ありがとうございます。何曲か流れているのですが一曲は坂本龍一さん、もう一曲は日向敏文さんの曲みたいです。
となるとまずは久石譲さんのものなのかどうかも含めて難しそうですね。

No.2159 - 2023/01/14(Sat) 10:48:13


Re: 大人は判ってくれない / うにゅん

こんにちは。突然失礼します。
調べてみましたら、
西村由紀江さんのobjetという曲のようです。

No.2160 - 2023/01/14(Sat) 21:47:48


Re: 大人は判ってくれない / こいち

>西村由紀江さんのobjetという曲のようです

うにゅんさん
返信ありがとうございます。調べていただき恐縮です。
そうです、この曲です。30年間探し続けてようやく答えにたどり着くことができました。大感謝です。

No.2161 - 2023/01/15(Sun) 14:31:09


Re: 大人は判ってくれない / 白虎 (管理人)

>西村由紀江さんのobjetという曲のようです。

うにゅんさん情報提供ありがとうございます!
こいちさんも長年の疑問が解消できたようで何よりです(^^)。

今後もこういうご質問をいただくかもしれないので、「大人~」や「if」のBGMリストをわかる範囲で作ってみても良いかもしれませんね…。改めてありがとうございましたm(_ _)m

No.2162 - 2023/01/15(Sun) 18:03:05


Re: 大人は判ってくれない / チッチ

私もこの曲を、ずっと探していました。
ゴーストライターは、今も忘れないです。いいドラマでした。あれからずっと「頑張れば、生きなおせる。」気がしています。転生、だったかな?
早速スマホに、曲を購入しました。
ありがとうございました。
DVDも、ほしいです。

No.2163 - 2023/02/22(Wed) 08:53:55

フジテレビドラマプレイバック! / チッチ

今、フジテレビで、もう一度みたいドラマを、募集しています。
みなさんで、大人は判ってくれないを、投票してみませんか?
私は、もう投票しました。
よろしくお願いいたします。

No.2170 - 2023/05/27(Sat) 10:52:10


Re: フジテレビドラマプレイバック! / 白虎 (管理人)

私も「世にも奇妙な物語」と並行して、「大人は判ってくれない」「ifもしも」のリクエストをちょこちょこ送っています。

もし実現しなくとも、リクエストを見てFODなどでの配信のキッカケにでもなってくれればいいなぁと思いますね。またとない機会なので、締切まで呼びかけていきたいです!

No.2171 - 2023/05/27(Sat) 18:53:18

(No Subject) / たこやき

世にもの作品に関する質問です。先日友人から「多分世にも奇妙な物語だと思うんだけど」と言われて昔見たという作品の概要を話してくれたのですが、自分の記憶には無かった話なので管理人さんにお尋ねしたいと思います。
・クローン人間に関する話
・噛むと消えて無くなる(ゾンビ?)
・兄と妹という関係性の登場人物
・ラストは妹が大量発生して何かに気づいて終わる
・2005年〜現在までのどれかの作品

クローンということで近しいのは「夢見る機械」や「面」だと思うんですが合致しない部分も多く…
管理人さんのご意見をお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。

No.2167 - 2023/05/25(Thu) 20:57:36


Re: / 白虎 (管理人)

>昔見たという作品の概要

挙げられている内容と合致するような作品は「世にも」には存在していないので、恐らく別番組(又は映画?)の作品ではないかと思われます。

私の方でも様々なキーワードを使って調べてみましたがそれらしい物は出てこなかったので、もしこの内容の作品をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ情報をお寄せいただければ…m(_ _)m

No.2168 - 2023/05/26(Fri) 00:27:31


Re: / たこやき

友人にももう一回聞いてみます ありがとうございました!

No.2169 - 2023/05/26(Fri) 06:47:16


Re: / ヤオトルサ

怪奇大作戦ミステリーファイルの3話(オチだけ4話が混同)ではないのでしょうか?

No.2172 - 2023/06/04(Sun) 09:49:11


Re: / たこやき

友人に確認した結果確かに怪奇大作戦らしいです ご協力ありがとございました!

No.2173 - 2023/06/04(Sun) 10:21:44

夏の特別編の感想 / じゃが利己

33年目が無事に放送できて本当によかったです。駄文で失礼しますが感想失礼します。

【お姫様クラブ】
★★
依存性の怖さが分かる作品でしたね。一度はまってしまうと家族という大切なものも捨ててしまう。
全体的に不気味な感じが軽かったですね。やろうと思えばもっとブラックにできたんでしょうが、コンプラの問題でしょうかね。

【小林家ワンダーランド】
★★★★
完全なコメディーかなと思っていましたが、最後の最後にブラックに持ってきたオチは近年の中では一番面白いブラック作品でした。しかしこれ怒られませんかね。主に元テーマパークとか使徒関係のアニメとかに。お母さんに三石さんいる時点で何かあるかと思ってましたがここまでやるとは。

【視線】
★★★
世にも作品で今まで視線に関しての作品はいくつかありましたが、ここまで肯定的な書き方をした作品は初めて見たかもしれません。まとまっていていい作品ではありましたが、メリハリをもう少しつけるか、感動もの・ブラック作品どっちかに振り切っていなかったため最後の部分が蛇足のように感じてしまいましたね。

【虹】
★★★
今作唯一の感動作。しかも主人公が全くしゃべらないというのはとても斬新でしたね。しかし時間が足りない。他作品同様の長さでいろいろ描写できていたら感動作の中でも傑作に入る可能性があったと思います。

全体
★★★
全体的にまとまってきれいな印象のある作品が多い近年でしたが、なかなか斬新な作品が多かった気がします。あと一つ何か突き抜けるようなものがあれば傑作・怪作も生まれるでしょう。これは秋も楽しみですね

No.2174 - 2023/06/17(Sat) 23:28:59


Re: 夏の特別編の感想 / 白虎 (管理人)

じゃが利己さんお久しぶりです(^^)

「虹」は実験作としての面白さがメインで、作品そのものはというとやや不完全燃焼といった印象もありますね。

もう一つ突き抜けるような物が欲しかったというのも、同感かもしれません。2時間楽しんだものの、どこか物足りさなを覚えてモヤモヤしていたもので…。

No.2181 - 2023/06/19(Mon) 01:08:30

‘23夏 感想 / たこやき

・お姫様クラブ
個人的にはあの支配人?のおじさんが何かしらもう一ネタあると思ったんですが違いましたね…1話目としては安定した出来で、途中妄想にハマってしまい家の中を散らかしてしまう描写も結構好きでした しかしやっぱり長い…

・小林家ワンダーランド
近年のコメディ枠の中では一番見てて「俺は今何を見てるんだ?」という気分になりましたw途中やっぱり間延びした感じは拭えませんが、ラストが結構グロテスクな落とし方だったのはよかったです 個人的に気になった点として近年のコメディ枠でありがちなことなのですが、前半は世界観の親切すぎるとも言うべき説明(「アップデート家族」での家族それぞれの変身や「成る」での色んな駒など)や気の抜けた感じのSEなど…それ自体悪いとは言いませんが、世にものコメディとは台本の面で盛大にふざけるべきで演出で過剰に笑わせるのもちょい違うかな〜と思っているので近年そのようなコメディ枠が続いているのも相まって気になりました まあ「ママ新発売」とかいう盛大な問題作でも成功しているのもありますが…

・視線
視線を扱った作品は過去色々ありますが、目薬というアイテムに頼った話にも関わらずあそこまでブラックさを作り出せるのは流石松木監督!と思いました 「見たら最期」のような視聴者に向けた印象的なラストもよかったです やはり世にもとはああいう気持ち悪いような、やべえこれトラウマとまでいかなくても明日なんかやばそう…という心に残る気持ち悪さがあってこそですね!(?)

・虹
セリフも少なく画面から感じ取る雰囲気もいつもの世にもと違う、かなり実験的、挑戦的な作品でした 道中はかなりあっさりしててスピード感あって良かったのですが、もっとあと5分でも時間をかけて描写していけば、ラストで感じ取る余韻ももっと強まったのかなと思いました しかし昨年の「メロディに乗せて」といい、新たな試みに挑戦するチャレンジ精神は是非持ち続けてほしいです!

一位:視線
二位:虹
三位:小林家ワンダーランド
四位:お姫様クラブ
特に小林家の話はネット上で議論が盛んなようなのでまた色々と見返してみたいと思います!

No.2175 - 2023/06/18(Sun) 00:04:55


Re: ‘23夏 感想 / 白虎 (管理人)

「視線」のラストは私も痺れちゃいましたね。「見たら最期」といい「メロディに乗せて」といい、メタなオチは結構好きな物で…(笑)

前回の「コンシェルジュ」から今回と、非常に良い流れが来ていると思うので早くも監督の次回作が楽しみだったりします!

No.2182 - 2023/06/19(Mon) 01:16:57

'23夏 雑感 /

お久しぶりです。『まなざし』がテーマだった今作の雑感を書いてみたいと思います。
ファンサイトの掲示板まで見に来て下さる方に対して興を削がれる書き方はいちファンとしてどうかと思うところがあったので、今回からは某番組の特待生制度のようにしました。

星5…面白いと言える、または人にお勧めできる出来の最低ライン。面白ければ更に最大5段階加点
星4…個人的には割と好き
星3…突っ込み所が多くてあんまり好きじゃない
星2…記憶に残らない
星1…これはひどい
星0…存在が黒歴史

よって面白い(★5評価)のは当たり前という前提に則り、☆は★半分で★5つ(+5)で満点の評価です。

「お姫様クラブ」★★★★☆
これはベテランの脚本家に書いてもらうべきでしたね。詰め込み過ぎた故に取りこぼした要素が多く、題材は良いだけに『オトドケモノ』然り惜しい点が多すぎました。
評価高めなのは割と丁寧に児童書ホラーの遅効性に委ねた終わり方をした点です。俯瞰的に見るとかなり凄惨な状況なのに易々とそう見せない美学とでも言いましょうか。
割とオリジナル要素が多かっただけにラストは新聞記事よりも残された真弓の方に焦点を当てれば後味悪さが引き立ちなお良かった様な気がします。
見ていて思ったのは説明的過ぎた二千万円のくだりとテラーパートに大オチを持ってきたこのチグハグ感が耐えられるかによってかなり評価が割れそうな気がします。
あと無駄な小ネタは作品の興を削がれるので今後はぜひともやめていただきたいですし、何より再放送の足枷になるので小林家ワンダーランドのCMとかいらないんですよ。

「小林家ワンダーランド」☆
『何だかんだ銀座』や『ママ新発売!』には遠く及ばず、世界観が全くの未完成(敢えてそうしているのかもしれませんが)といった印象でした。
ワンアイデアにしても弱すぎて所詮はこの脚本家にしてこの監督といった出来上がりで何もかも想定以下でした。これで30分は無謀すぎる。
繰り返し見たいと微塵も思わない今作。本来なら星なしですが、何故か植田演出ではないという挑戦(?)に免じて星半分だけ評価します。
『ふっかつのじゅもん』以来の見えている地雷枠なのでもう色々と書きませんが、淵上作品に当たりなしの法則はまたしても覆りませんでした。
とはいえ、小林義則氏も『憑かれる』という黒歴史があるのでこれからに期待したいという無難なコメントで締めたいと思います。

「視線」★★★★★(+2)
どうした松木(褒め言葉)!
前半2作とは打って変わってテンポが良く、本当にいい意味で読めない話でした。
敢えて気になった点を挙げるとするならば、今時の人はそんなに人から見られたいのかという疑問と、
1回目の襲撃の時は割とすぐ助けてくれてたのに2回目の襲撃の時には長い時間助けてくれないのは些か不思議でした。
監督曰く感動モノには手を出さないとおっしゃてますがデビュー作が『未来同窓会』の貴方がそれを言ってもねえ…。

「虹」★★★★★(+4)
そうきましたか。
ジャニーズの感動モノで奥田瑛二が消費されるだけなんでしょ?という下衆の勘繰りを恥じてしまう出来でした。
映像の美しさはさることながら短編にした良さを余すことなく生かした傑作だと思います。
本来は満点あげてもいいのですが心揺さぶられるほどの感動はなかったので1段階評価を下げました。

「総評」★★★★
秋の予告がなかった点などは評価したいと思います。
いつも思うのですが4話なら各話25分強ほど、30分尺はあってもいいのですが小林家みたいな無駄話を短編にしてフジテレビ局内でもう一作撮って5話にするとかできないんですかね。
というかNHKのように春・夏季はフジテレビ、秋・冬季は関西テレビ制作とか普通に出来そうな気がしなくもないのですが。
ともあれコロナ禍も収束に向かい、キャストも増えて横スクロールの出演者欄も4行になりました。そんなに多いならもう縦に戻せばいいじゃないですか。

No.2176 - 2023/06/18(Sun) 01:12:57


Re: '23夏 雑感 /

『感想』
ここからは感想です。
各話の評価はさておき、短くない短編というおまけつき長尺3話編成もかなり厳しくなってきたんじゃないでしょうか。
この編成自体は視聴者側からすると苦痛以外の何物でもないので、この8年程制作側は視聴者側の番組の見やすさ(様式美的な所など多数)は全く考えずとにかく作るだけ作って終わりといった印象を受けます。
公式がこの話は○○系ですとか言ってしまう時点で「じゃあ見なくていいや」という層は昔以上に簡単に離れてしまう自覚がない上、話数が減ったことによりそのリスクが上がっていることも感じていないのでしょう。
どうにも近年はストーリーの発表されたときは期待感よりも、その話の感じで30分持たせるの?という不安の方が勝ります。
放送時間が各話30分+15分弱の作品編成だと3話目終了時には22時50分頃で、昔の特別編の終了時刻と同じという事に気付きました。
無理がありますよ。本当に。長いとか間延びなんてもんじゃないです。
今のスタッフだと放送30周年は一話約30分に準えて35周年は一話35分短編なしでお送りします!とかやりそうなんですもん。

そもそも世にも『奇』妙な物語なはずなのに毎回偶数話ってどうなんでしょうね。
それだけで先人達への敬意が感じられないという気もしますし(一部例外の特別編もありましたが)。
予算的に厳しいのなら敢えて全くプロモーションをしない事をプロモーションとするように変わっていってもいいと思います。
タイトルとスタッフなど必要最低限の情報だけを掲載して、本放送までストーリーに関する情報は流さないとか。
あと公式HPの「オムニバス4作品と短編で構成される~」の謳い文句自体嘘偽りであるのは誰も何も言わないんですね。

で、またしても長くなったのでBGM情報を2つほど。

「燃えない親父」のタイトルシーンは我らが?`島邦明作曲の「ドン.キホーテ」で、NHK土曜ドラマ「破裂」オリジナル・サウンドトラックに収録されています。
「Be Silent」の片岡が苛立つシーンは「The Evolution of Evolution」、研究所に向かうシーンは「The Evolution of the Screenwriter」、胸元を見るシーンは「The Slough Pit of Creation」が使用されています。
それらは全て『Adaptation』のサントラ(曲:Carter Burwell)に収録されており、その楽曲群は全編に使用されています。

No.2177 - 2023/06/18(Sun) 01:13:16


Re: '23夏 雑感 /

2回見てしまったので評価を改めます。

「小林家ワンダーランド」評価放棄
尺・ネタ・オチどこをとっても褒めようがないというのが素晴らしい。個人的に『ナデ様の指輪』よりも遥かに嫌いです。
何故ならこれは「世にも奇妙な物語」ではなくて、Youtubeでよく見るただのナンセンスな短編ドラマなのですから。
ストーリーもあって無いに等しくパロディ・小ネタに逃げ続けた挙句、コンプラ厳守を謳いつつも一見家族向けテーマパークで悪意ある人体損傷を目玉アトラクションにするダブスタっぷりが無理です。
コメディ仕立てにしてるのも悪質で二度と観たくもないですし今作を評価している方とは仲良くなれないですね。これはやっちゃいかんでしょう。

No.2178 - 2023/06/18(Sun) 11:25:54


Re: '23夏 雑感 / 白虎 (管理人)

>長尺3話編成もかなり厳しくなってきた

テンポの良いオムニバス短編という「世にも」の利点が大きく毀損されてるのは本当に残念ですよねぇ…。SNSではお菓子の内容量が減少しているのに例えている方もいたりして、実に世知辛いなと…(- -;)

>作るだけ作って終わりといった印象

長い間ブレーンとして携わっていた小椋監督もとうとう番組を離れ、プロデューサー陣は完全に若手に入れ替わってますからね…。

熱意しかなかった立ち上げ時のスタッフ達と比べると、私も多少同じ様な事を思ったりもするんですが、意欲作も出してはきているので、まだまだ見守りたいなという自分もいたりして。

……いや、でも4話編成は本当にどうにかして欲しいですけど!!(笑)

最後に、BGM情報ありがとうございます!
確認後、ページの方に追加させていただきますね。

No.2183 - 2023/06/19(Mon) 01:26:08

(No Subject) / 奇妙ファン

初めまして、世にも奇妙な物語のファンです。ファンサイトを見つけまして、とても貴重な情報の揃ったサイトだと思いました。僕も昔からの世にもファンでして、あの昔の思い出や初めて見た時の衝撃や面白さが蘇ってくるようでした。このbbsで感想を共有するというのも、とても良いファンコミュニティーだと思いました。なので、試しに今回の回の僕も感想を言わせていただきます。

1・お姫様クラブ ★4つ
ややパンチは弱い作品でしたね。娘のあの支配人への違和感の下り、伏線回収ができていなく残念でした。ラストカットで「視聴者に委ねます」的なもの程度でも追加した方が良かったんではないでしょうか。
しかし、30分程度は少し長い……このシリーズは20分前半の物語が連続で進むものですから、これはちょっと長すぎな気がします。
ですが、娘が一番の被害者なのではないでしょうか。父親は母親に見殺しにされ、母親は逮捕される。取り残された娘は……
でも父親の死は人為的と警察はなぜ分かるんでしょうね。あんまりわからなそうですけど。

2・小林家ワンダーランド ★3つ
これぞコメディと言える王道系。と見せかけてラストの……。世にも特有のオチだったと思います。しかし、途中のUSJ風テーマパーク、あからさま!w。しかもUSJのcmが入ってるあたり、いろいろと心配ですw
ですが、40分とまでは尺はいらない気がします。世にもはテンポと尺の短さが命です。先ほども言いましたが、20分強、いやせめて30分でも行けるのではないでしょうか。
しかしこの作品は賛否両論分かれそうです。好きな人は好き、嫌いな人は嫌いでしょう。ですが、まさかあんなオチになるなんて……cmの時点で少し嫌な気がしましたが(「優等生」の件があったので)まさか当たってしまうとは……
しかし、「リビングデッド」って……死ぬ寸前で手術し、また切断して死ぬ寸前で手術する、ということでしょうか。主人公だけが家族の中で一番まともで、その主人公があんな羽目になるなんて、皮肉が効いてるもんです。
まあ、途中の「高校生なのにまだ反抗期」というのは別におかしいことではないと思います。そして、家族の会話の中での「私が悪かった」「俺が悪かった」という自責の下りで主人公が何も言っていなかったり、「テーマパークに行こう」と提案をしたり……
家族の中でもまともなのに、浮いている存在だったのっではないでしょうか。だからこそ、家族は主人公を対象に選んだのでしょう。とにかく、こういうおかしい家族とは縁を切るべきですね。
しかし、皮肉ですね。先輩にはあんなふうに切られるし、何もしてないのにあんなになるとか……

3・視線 ★4つ
近年のホラー担当・松木監督の最新作。当たり外れが激しい監督ですから、構えて見ましたが掴みからナイスでした!!画面の色調からしてザ・ホラーですね。
ただ、途中感動なのかホラーなのかよくわからなくなってしまった感があります。特にあの色調で感動的なものにされても、「……」とホラー気分になってしまいますし。
でも、ラストは予想外でしたね。承認欲求だとか、色々と騒がられる社会ですからね。より一層、身近な奇妙という感覚があります。

虹 ★3つ
斬新な作品でした。この尺だからこそできる作品。一言も喋らせないというところ、なかなか挑戦的だったと思います。しかし、あの時間にあの音楽が流れるのは眠気が襲うのできつい!ですが、それ以上に興奮していたので別に眠れずに済みましたが。
ですが、挑戦的ですね。やっぱり。良い作品だったと思います。

総評 ★3つ+0.5
賛否両論な回ですね。ネットを見ても、『面白い』と『つまらない』がどちらともあり、これぞ世にもと感じました。見終わった後は『ん…?』となりましたが、よく見返すとまあ面白い!
今回は斬新でした。しかしあまり勢いに追いつけなかったです。秋に期待ですね。

No.2179 - 2023/06/18(Sun) 19:42:33


Re: / 白虎 (管理人)

奇妙ファンさん、初めまして。

今回は私の印象では『否』の方がやや多いかな?といった印象ですが、33年経ってもこうして色々語られているのを見るのは、古くからのファンとしては実に嬉しく、有り難いことだなぁとしみじみしちゃいますね。

賛でも否でも新作の感想はこちらとしても、大歓迎なので、今後もどうぞよろしくお願いします!

No.2184 - 2023/06/19(Mon) 01:36:54


Re: / 奇妙ファン

白虎さん、返信ありがとうございます。もう33年……早いですね。でもそれでもなおまだまだ様々な考察や評価がネット上で続けられているのは、非常にありがたいことですよね。ドラマが始まった頃、僕が高校生の時に気軽に観ていたドラマが、ここまで成長するなんて思いもよらなかったですね。 白虎さん、サイトの製作、世にもの資料の収集や検索などいろいろと大変だと思いますが、今後も頑張ってくださいね。

No.2186 - 2023/06/20(Tue) 22:00:04

(No Subject) / ぽぽ

女の子がトイレに入ると時間が動き出し、トイレから出ると自分以外の時間が止まっている。というような話があったと思うのですが、わかりますでしょうか?

No.2187 - 2023/06/24(Sat) 21:29:30


Re: / 白虎 (管理人)

「世にも奇妙な物語」に該当する作品は無いので、個人的に思い当たるものを調べてみたところ、1994年に発売されたビデオ作品『バイノーラル・ミステリー 学校の怪談』第1巻収録の「トイレが異次元へ誘う」という作品が近いのではないかなと思います。

No.2188 - 2023/06/24(Sat) 23:54:31

(No Subject) / 世にもコレクター

管理人様初めまして。
夜分に失礼致します。

以前投票企画に参加させて頂いた事がありますが、こちらで投稿させて頂くのは初めてになります。
ご挨拶が遅くなり申し訳ございません。

この度はフジテレビドラマプレイバックの世にも投票の呼びかけをして下さり本当にありがとうございました!
自分も5月中は一日5票くらいしか投票出来ていませんでしたが、管理人様や他の番組のファンの方達の投票への凄まじい熱意を感じて「このままでは絶対に勝てない…」と思い6月に入ってからは空き時間は全て世にも投票に使わせて頂きました!
(時折「大人は判ってくれない」「ifもしも」未掲載の「悪いこと」等も)
また、少数ですが知り合いにも投票お願いしておきました。

管理人様の「もし選ばれなかったとしても、現状が変わるかもしれない」と言うお言葉が大変励みになりました!
何とか世にもが選ばれる事を祈りましょう(>_<)!

未ソフト化&未配信の名作は勿論、「サムライが斬る!」等を始めとする2015年のCS再放送でも放送されなかった幻級の作品の再放送が実現する事を願っています。

あと、BGM情報で
僕がBGMリストを見落としているだけなら申し訳ないですが、

'96聖夜の特別編の「テレパシー・ラブ」にて、終盤の上司の部屋で同僚を刺してしまうシーン辺りで赤鼻のトナカイ(歌無しのメロディーのみ)が流れます。

'16秋の特別編の「シンクロニシティ」にて、主人公達が亡くなっている江里奈を発見する辺りの回想シーンとその後のシーンでショパンの英雄ポロネーズが流れます。

長文失礼致しました。

No.2189 - 2023/07/01(Sat) 01:04:39


Re: / 白虎 (管理人)

初めまして。
「ドラマプレイバック」のリクエストにご協力頂き、ありがとうございましたm(_ _)m 私もやるだけのことはやったので、後は良い結果に結びつく事を祈るだけですね。フジテレビさんどうか…!

>BGM情報

確認も取れましたので、早速リストの方に追加させていただきました。また何か発見等ありましたらよろしくお願いします!

No.2190 - 2023/07/04(Tue) 23:24:26


Re: / 世にもコレクター

管理人様、ご返信頂きありがとうございます。
いえいえ!
管理人様が早々に呼びかけをして下さったお蔭で今回の企画をかなり早い段階で知る事が出来ました。
また、多忙な中呼びかけや投票をして下さり本当にありがとうございました!
大変励みになりました。
何とかいい結果になる事を祈りましょう!

BGMも追加して頂きありがとうございます!
また何か情報等見つかりましたら是非投稿させて頂きます!

No.2191 - 2023/07/05(Wed) 07:50:47

来月11日に放送決定 / 奇妙ファン

世にも奇妙な物語、そろそろ秋の特別編がやる頃かなと思っていたんですが…ようやく情報が来ましたね。
しかも第一話は草なぎ剛さん、江口洋介さん、そしてなにより、あの伝説の監督・星護さんが演出・脚本をするという…そして気になる第二話には北村一輝さんで、松木創監督が演出を担当するようです。
とても楽しみです。どれもテーマが冤罪ということで、今回は「間違って罪を着せられた人」がテーマになるのかなと思います。
個人的にはどれも面白そうで、第一話は絶対的星5になるんじゃないかと確信しています。ただ、40分とかダラダラ長引きそうですが…
ですが、そこはやっぱり星護監督が担当するので、なんとか25分とかに収めるようにするんじゃないかなあと思います。
二話目に関しても超期待です。今までの松木監督にはなかったようなジャンルの作品になるのではないかと思います。二話目は弁護士ドラマ的なものになりそうですが、世にもにはなかなか弁護士がジャンルの物語はなかったので、そこも期待です。
まだ二話しか発表がありませんでしたが、どれもすごく面白そうで、他の二話にも期待です。ただ欲を言えば、5話にしてほしかった…
テレビの予算削減、視聴率低下など様々な問題が渦巻くこの頃ですが、やっぱりそれでも世にもの新作を製作してくれるのはとても嬉しいです。今回はとても気合が入ってるのではないかと思います。
楽しみにしています。

No.2217 - 2023/10/17(Tue) 22:34:47


Re: 来月11日に放送決定 / 白虎 (管理人)

秋SPの放送日も決定し、いよいよ今年も終盤だなという気分になってきますね。(今回も4話か…というのは今更言わないものとして…(笑))

今回はおっしゃるように、星監督5年ぶりの番組復帰というマニア的にかなり注目の特別編になること間違いなしなので、まだ未発表の2作もそんな期待に応えるような内容であることを祈りたいです!

No.2218 - 2023/10/19(Thu) 03:57:36

(No Subject) / 奇妙ファン

お久しぶりです。ついに全エピソード情報公開されましたね。超楽しみです。しかも、傑作選は、今のご時世的に流せないあの2本が……
やっぱり世にももまだまだやってくれるものですね。最高です。もうこれは流石にヤバすぎるラインナップです。
『奇妙スタッフ、やってくれたな!』と心の中で思っています。
本編の方はとても面白そうで、すごく期待しています。どんな傑作が生まれるのか楽しみです。もう傑作選でアレを流しちゃうとか、本気すぎませんかね……?
あとは中途半端な40分枠、15分枠みたいなのを無くし、それぞれ20分程度の作品を流して欲しいですね…これが唯一の願い…
あと、2023夏の再放送の傑作選を見ていたら、予告が出ていました。第一話の星護監督の作品は、赤が中心とした色味でした。これはもしや・・・
にしても、面白そうだ・・・!
ちなみに最近、『一体いつまで世にもが続くのだろう・・・』とちょっぴり不安な気持ちも生まれてきたり。我らがタモリさんも、もう歳ですしね。
ちなみに最近、『世にもって世にもいくらなのかな?』と常々疑問に思います。どなたか世にもの制作費、わかりますかね?

No.2222 - 2023/11/04(Sat) 10:22:29


Re: / 白虎 (管理人)

いくら星監督特集とはいえ、まさか「恐竜~」を持ってくるなんて、誰も予想できなかったですよね。スタッフ側も明らかに攻めようとしている事がわかって、大変心強いです!(笑)

後は、新作の方もしっかり面白ければ言う事無しですが、はてさて……。

>制作費

さすがにこういった情報は一般に公開されてないので、正確な把握は難しいでしょうね~(^^;)

ただ、軽く調べた所だと『現在のフジの連ドラ1話の制作費が3000~3500万』とある記事を見つけたので、単純に倍にして考えれば、大体6~7000万程度かなと。(特番の場合はもう少し色が付くかもですが)

No.2224 - 2023/11/04(Sat) 20:04:42


Re: / 奇妙ファン

白虎さん、返信ありがとうございます。流石にあのラインナップは驚きましたね。ただ、本編より傑作編の方が面白かった、なんて結果にならないよう、願います。
今回は注目作もとても多いですしね。
製作費に関しては、通常の特番は7000万円あたりなんですね。初耳です。もっと予算あるのかとてっきり思ってました…

No.2226 - 2023/11/05(Sun) 16:17:16

(No Subject) / じゃが利己

世にも奇妙な物語も33年目。科学技術が奇妙な世界によってる気がしますが、物語として面白ければおkです。
全体的にさっぱり系で前回の油ギッシュした内容とは正反対な感じでした。

【永遠のふたり】
★★
世界観的には星先生の作品力と草?gさんの演技力で良作なんですが、世にも奇妙な物語的にはぶん投げendはよろしくないかなと。
江口さんの演技力とかには惹かれましたが1話完結の世にも奇妙な物語には向いてないかもと思ってしまいました

【地獄で冤罪】
★★
全体的に薄目の作品に。直接的事件現場も見てなくてこれはあまりにも理不尽かなと。しかし世にも奇妙な物語には理不尽な復讐もありますが
ちょっと理不尽にも普通にも振り切れてない感じがしましたね。

【走馬灯のセトリは考えておいて】
★★★
今Vtuber好きな人とかには刺さる内容なのではないのでしょうか。私は刺さりました
しかし全体的に何かあっさりした感じで終わってしまったためもっと感動系に振り切ってもよかったと思える作品でしたね。

【トランジスタ技術の圧縮】
★★
何かオタク系にはわかる世界観なのですが、世にも奇妙な物語としてはいまいちさっぱりした内容でした。
振り切れているような作品を楽しみにしてたんですが、いまいち普通でしたね。時間なのか内容なのかさっぱり系でした

No.2227 - 2023/11/11(Sat) 23:58:29


Re: / 白虎 (管理人)

じゃが利己さん、お久しぶりです!

>地獄で冤罪

納得の行く理不尽さかと言うと、ちょっと厳しい部分はあったように思いますね。主人公の非も情状酌量の余地は十分あるように思われますし……。

>トランジスタ技術

そもそも実在の雑誌があって、広告ページが多くてかさばるためにそれを抜いて製本し直す風潮がある……というかなり狭い界隈の内輪ネタだそうですから、知らない人間が世界観を把握するのには時間かかるでしょうね~(^^;)

個人的にはシュールな設定と王道展開のギャップによるコメディはお腹いっぱいなので、そろそろ違ったテイストの作品も見たい所です。

No.2231 - 2023/11/13(Mon) 02:03:41

‘23秋 感想 / たこやき

超個人的な感想をダラダラと語らせていただきます ・永遠のふたり…5年振りくらいの星監督ならではの絵作りだったり雰囲気だったりはとてもよかったのですが、いかんせんあのラストは不完全燃焼感がありましたね… 警部の絶望をオチにするのならもうちょっと何かしら追加するか、いっそ男女の物語にして警察要素は排除する方向にした方が良かった気がします。しかし絶対これが超尺作品だと思ったので30分経たずに終わるのは意外でした

・地獄で冤罪…まずアイデアで一気に最初引き込まれ、この後どうなるんだ〜!?みたいなワクワク感は凄かったです しかし終盤のネタバラシで一気に情報が詰め込まれたせいでごちゃごちゃしてしまい、ん?どういうこと?となってる最中にすぐまた次の情報が…となってしまいました よく練られたストーリーであることは十分伝わってきたものの、そのせいか整合性はあるもののスッキリしない結果に終わってしまったなと…

・走馬灯のセトリは考えておいて…遂に世にももVtuberデビューか!と時代の流れを感じました 始まる前は今回の地雷枠かな〜と思っていましたが、ちゃんとストーリーの軸はしっかりしている上でvtuber要素は背景として用いており、コラボ要素だけの勝負ではない話であることに安心しました 尺は若干長めでしたが、それだけに主人公達の心情を丁寧に描いており、感動物として成り立っているのは凄いと思いました

・トランジスタ技術の圧縮… 令和版「JANKEN」といった感じだな〜という感想でした 今までの一発ギャグ枠と違って枠は少々長めではあったものの、やっぱり肝心のストーリー部分はおざなりになりがちだったことは残念でした もっと中盤の師匠との絡みを丁寧に描いて欲しかったとは思います ただやはり時間が20分ほどあるせいか、今までの短編枠のような中途半端な感じはありませんでした

一位…走馬灯のセトリは考えておいて
二位…永遠のふたり
三位…地獄で冤罪
四位…トランジスタ技術の圧縮

時間配分に関しては若干の改善が見られたようなのでそこは良かったですね ただやっぱりOP、EDがほとんど無いのが寂しすぎる… しかし今回はどれも気合が入った作品であることには間違いなく、コラボ者でもちゃんと立派な作品に仕上げたところや公式アカウントの暴走など、製作陣の盛り上げてやろうという気概がこれでもかと感じられた回でした 今年も年2回奇妙な世界を味わわせてくれたスタッフの方々に感謝!

No.2228 - 2023/11/11(Sat) 23:59:47


Re:‘23秋 感想 / 白虎 (管理人)

たこやきさんもお久しぶりです!(^^)

>OP、EDがほとんど無いのが寂しすぎる

時代の流れとはいえ、どんどん省略されてくると寂しくてしょうがないですよねぇ……。最近はEDテーマもテラーが喋り始めた途端に流れるようになってしまい……うーむ(- -;)

>今回はどれも気合が入った作品

大先輩の星監督が久々に入った影響なのか、他の監督さんもかなり映像面で力を入れていたのは感じましたね。何があろうとファンは文句を言いながらも付いていくので(笑)、スタッフの皆さんには今後も楽しい奇妙を作っていってほしいものです!

No.2232 - 2023/11/13(Mon) 02:21:20

'23秋 雑感 /

お久しぶりです。『選択』がテーマだった今作の雑感を書いてみたいと思います。
ファンサイトの掲示板まで見に来て下さる方に対して興を削がれる書き方はいちファンとしてどうかと思うところがあったので、前回からは以下のように改めています。

星5…人に勧られる出来の最低ライン、面白ければ更に最大5段階加点
星4…個人的には割と好き
星3…突っ込み所が多くてあんまり好きじゃない
星2…記憶に残らない
星1…これはひどい
星0…存在が黒歴史

よって面白い(★5評価)のは当たり前という前提に則り、☆は★半分で★5つ(+5)で満点の評価です。

「永遠のふたり」★★★★★
小ネタ過ぎない小ネタ感も含めてこういうのがいいんですよ。わかってるなあと噛みしめながら見ていました。
短くていいんです。当たり前です。本来はこれぐらいの尺なのですから。別格です。
星護に過剰な期待していた方は一度「チェス」を御覧下さい。ちなみに世界で最も酷いチェス映画とも言われています。

「地獄で冤罪」★★★★★(+2)
どうした松木(誉め言葉)!
星護の撮影現場を見学した影響なのか最初から最後まで仕事に逃げや妥協がないです。
B級オムニバスにありがちなただ理不尽な話を相当深く掘り下げて、アンバランスな画を多用した松木演出と絡み合ってよくできていたと思いました。
そもそも十数回も直されると最早原案レベルのような気がしなくも無いです。初稿は恐らく相当酷い出来なんでしょうね。

「走馬灯のセトリは考えておいて」★★★★★(+5)
私見ですが『近未来SF作品は今の最新技術と絡ませると逆に今の最新技術って相当古く成り得るのでは?』という疑問が生じるのですが、そこをクリアする作品は生まれてくるもんなんですね。
正直な所全く期待していなかった今作ですが、嶋田うれ葉脚本では一番好きです。
自然の緑と科学技術と機械と魂という相成れない者達を纏め上げて作品として昇華していて驚きました。
それはそうと今後vtuberネタが増えそうですね。「ぬくみん」あたりが最たる例だと思われます。

「トランジスタ技術の圧縮」★☆
「JANKEN」から12年経ったんですね。散々言われていますが『物語は短い方がいい』ならそうしろと。
また、あからさまに作らされた感満載で少し笑ってしまいました。
あまりにも興味が削がれる内容だったのでリアルタイム視聴だと某疑似家族アニメにチャンネルを変えてしまいそうでした。
いつもながら最後の短編枠自体話も中身のあってないようなものなので評価も割愛しますが、
どうせなら短編を一話目に持ってきて短編終了までCMなしとかそういう無いんですかね?

「総評」★★★★★
ひとまずは傑作選がほぼ全てだった今年の夏よりかは出来が良かったと思います。
過剰な事前情報や目立ったプロモ無し、Xで煩くしない、これでこそこの番組です。
ただ全体的に全くと言っていいほど纏まりはなかったです。また序盤の明らかにCMを挟めそうな箇所が散見されたのにそうしなかったのは一概に制作陣の判断なのでしょう。
また、傑作選は見(られ)ない、Xで実況見ながらといったことはせずに、一対一で作品を見ていたので感想はかなりばらけるのも当然かと思います。
是が非でもオーラスが短編にするのを新たな様式美だと思い込んでいる現制作側の変な拘りがなければもっと出来が良かったことは確かです。
短編終わりだと23時前後の裏番組が強いとチャンネルを切り替えるタイミングに最適なんですよね。
番組終盤のリスケは考えておいてとでも言っておきましょう。

『感想』
ここからは感想です。
脚本・星護のような名前が挙がるだけで期待できる作品がいくつあったでしょうか。
この番組はやはり脚本が命なのでベテランのシナリオと言うのはそれだけで何かこうグッとくるものがあります。
昨年秋の作品群を高く評価したのは地味だろうと30年経っても鑑賞に堪えうるであろう作品が多くあったところにもあります。
こう、王道がなぜ面白いのかすらわかってなさそうな面子で作品の本筋がない上突拍子もない終わり方をするだけの作品ってとっくに飽きてるんですよね。15年に1本ぐらいでいいんですよ。本当に。
コンプライアンス面は別として、「ブルギさん」「鍵(東映)」や「走る取的」のような作品はもう出てこない事だけはわかりますよ。
というかSNSのトレンドに上げたい為だけの作品とかは別の媒体で仲良しの加藤純一とやらでもやっていなさいな。

No.2229 - 2023/11/12(Sun) 05:24:19


Re: '23秋 雑感 / 白虎 (管理人)

お久しぶりです!

>永遠のふたり

私の場合は、掌さんとは全く逆の印象でしたね。
「チェス」は当時私も「うん…?」と思いましたが(笑)、今回はオチ云々というよりも、演出と脚本の噛み合わなさが終始気になって仕方なかったです。シリアスなのか、コメディなのか軸足の定まらない感じが……。

番組史上初めて監督ご本人の書いた脚本に注目していましたが、今こうして考えてみると、往年の名コンビである中村さんの脚本で見たかったなと…。

>30年経っても鑑賞に堪えうるであろう作品

確かに、あまりにその時期の受けに特化した作品はちょこちょこ出てきている気はしてますね~。昔のようなプロット会議って、今でもちゃんとやってるのかな?と思う時もたまにあったりして…(^^;)

2020年代もそろそろ半ばに差し掛かって来る頃ですし、ここらでまた、何かしら良い方向に一皮むけてくれる事を期待したいものです。

No.2233 - 2023/11/13(Mon) 02:38:37

感想 / 奇妙ファン

ついに、超期待大の「23‘秋の特別編」が、終わりました。あっという間の2時間。面白い反面、少し「ん…?」となる部分も……

1・永遠のふたり ★★★
久々の星護監督作品。放送前はとてもワクワクしていて、初見時だと「いやー面白い!!」とテレビの前で釘付けだったんですが…後から見返すととてもなんだか残念な気も…
演出は、もうそこはプロで世にも四天王の星さんですから、とっても良かったんですが、他の方がおっしゃるように、脚本があまりよろしくないかと。
あの始まりのタイトル、時が止まる演出、そして星監督定番の教会や、終盤にかけて時が動き出すシーンなど、もう圧巻の出来なのですが……脚本が好みに合わないと言いますか、なんだか残念なんですよね。
話も流石にぶっ飛びすぎと言いますか、世にもの1話完結の話でやるスケールをあまりにも飛んでいるんですよね。
あと、後から見返してみると、オチがちょっと「え?」となってしまいました。もう少し何かやってくれなかったかなぁ…と思います。僕は急に終わってしまう話も、好きなんですけど…
「流石にそれだけじゃ…」となってしまいました。まあ、詰め込みすぎてもあれですけどね。
草なぎさんの出番ももう少しなかったのかと思います。もう少し、彼らの物語に重点を置いてもいいのではないかと。
ですが、久々の19分間の物語でとても嬉しかったです。やっぱり、このドラマは短ければ短いほどいいもの。やっぱり、星監督はそこをわかってるんですよね。
…ここまで結構厳しめな感想を書いてきましたが、もう星護監督も65歳。あと5年で70歳です。監督の年齢も考えると……意外と引退ももうすぐかもしれません。
なので、もう自由にやらせても良いのかなと思います。監督、次は名コンビ・中村さん脚本でお願いします!!!

2・地獄で裁判 ★★☆
松木監督作品で、普通に面白い話だと思うのですが……演出はいいのに、脚本が面白くない。面白いと思うけど、よくよく脚本を考えれば、なんだかつまらないんです。
あとは、メッセージがなんだかちょっと…と思いました。これは完全に人を選ぶ作品ですね。
僕はちょっと「あそこまで人を救っていたのに…」と思ってしまいました。まあ見て見ぬ振りは確かによくないですが…警察も何してんだよ、と思いました。主人公を裁判するなら、警察を裁判しろよ、と。
でも、地獄の決め手となったのは、おそらく最後の最後の「やってない」的なことなのでしょうね。あそこで反省していれば……
まあでも、交番の行く途中で殺されたんですから、ある意味被害者ですね。
メッセージを含むのは良いですが、はっきりとメッセージを出してしまうと、「え?」となってしまうんですよね。物語である必要性も見出してしまいます。
こういった警鐘を鳴らす作品は、そのままセリフなどで出すべきではないと思うんです。裁判という性質上、仕方ないかもしれませんが…
あと、最後の裁判で時間を取りすぎでは…?とも思ってしまいました。情報量も詰め込みすぎて、なんじゃこりゃ状態に。そこを考慮して2.5で。

3・走馬灯のセトリは考えておいて ★★★★
時代を感じますね。ついにこの長い歴史のある世にもに、vチューバーの要素が含まれるとは…!挑戦的ですね。正直、やっぱりテレビの枠ですから、予算も相まってcgが心配でしたが、全然でした。
テレビではあまりないようなcgに、とても圧巻です。
そして、vチューバーが主体といえど、しっかりと世にもらしい、お涙頂戴ではない物語が繰り広げられていて、「おぉ…」となりました。
安易なお涙頂戴ではない、前向きな物語なのも、評価ポイントですね。

4・トランジスタ技術の圧縮 ★★☆
世にも王道おふざけコメディ!これぞ世にも、流石です。この作品はまさに「奇妙」。世にもらしくないと怒る方もいるかもしれませんが、挑戦する精神を忘れないのが世にもです。
ちなみに『ジャンケン』のような話でしたね。ただあちらは、好みに合いませんでした。ジャンケンのいい部分だけ集めたような話でした。
ですが、もう少しストーリー性がなかったのかなぁ…と思います。丁寧に、物語を描くべきでしたね。こちらも同じく、結構面白かったですが、脚本が……

総評・★★★☆
全体的に満足度の高い回でした。ただ、演出がいいのに脚本が悪い、という作品が多い印象でした。星護監督作品の再登場、vチューバー登場など、様々な期待を高めるものが多かったものの…
蓋を開けてみれば、ガクッとしちゃいました。正直、期待するほどでも…という感じです。どれも満足度は高かったですけどね。
ですが、前回の夏の10倍くらい面白かったです。正直、あの前回はなんだったんだよというほどでした。
にしても、cgもすごく発達しましたねぇ……ここまで世にもにcgが取り入れられたのは、初なのではないでしょうか。
そんなわけで、超大盛り上がりだった秋の特別編。次回も楽しみです

No.2230 - 2023/11/12(Sun) 18:36:23


Re: 感想 / 白虎 (管理人)

>永遠のふたり

時間といい、映像といい、世界観といい、コアなファンの見たかった星ワールド全開っぷりに私も感涙&大興奮だったんですが、おっしゃる通りシナリオ面のチグハグさが気になっちゃいましたね。監督が初めて書き下ろした脚本だったとはいえ……うーむ……(^^;)

>演出がいいのに脚本が悪い

やっぱりこの番組にとっての命は脚本だなと改めて思わされましたね。新人起用も勿論ですが、10年前のように、毎回高山さんや大野さんなどの黄金期を支えてきた作家さんを1人入れて全体をピリッとさせる…といった事もやってもらいたいです。

No.2234 - 2023/11/13(Mon) 02:48:37

ご無沙汰しております。 / ねこの達人

お久しぶりです。

2023年秋の特別編も無事に終わりましたね。
ここ最近は本編よりも、ストーリーテラーパートの方が楽しみになってしまっている気もします。
あと、最後に「またお会いしましょう」が聞けるのかどうかもw

本編の感想は詳しく言いませんが、、、これからも続いて欲しいですってところです。

っていうか、最近は本放送を見終わると無性に昔の作品を見返したくなります。
今日は97年春の特別編をみました。「私に似た人」っていい作品だなぁ、、、昔は良さが解らなかった。

No.2235 - 2023/11/16(Thu) 22:52:50


Re: ご無沙汰しております。 / 白虎 (管理人)

お久しぶりです!

確かにそうですね、唯一変わらないストーリーテラーのパートを拝めるのも毎回のワクワクに一役買ってる気がします。

>私に似た人

かなり渋めな作品ですが、物凄く共感できます!(笑)
一見地味な感動作ほど、年を取ってからその良さがだんだんとわかってきますよね。派生番組の「大人は判ってくれない」なんて、若い頃は「なんてつまらないドラマなんだ!」と思っていたというのに…(^^;)

No.2236 - 2023/11/19(Sun) 22:18:39

BGM情報と語り /

BGM情報と語りを少し。

「蟲たちの家」はMichael Nyman: Time Will Pronounceに収録されているLonon Brass演奏の『For John Cage』が使用されています。
どこのシーンか無茶苦茶わかりやすいので聞いてすぐフフッて笑うと思います。というか松木監督マイケルナイマン好きなのかと勘繰ってしまいます。

ところで現在の3+1編成になって久しい昨今ですが今秋の編成は実質2+1+1という今後の先行きがとても怪しそうな回でもあったと思います。
35周年35分3本短編なしが現実味を帯び出しましたがそれだけは本当に勘弁してほしいですね…

No.2237 - 2023/11/22(Wed) 22:29:18


Re: BGM情報と語り / 白虎 (管理人)

BGM情報ありがとうございます!早速ページの方に追加しておきましたm(_ _)m

>3本短編なし

私もこういう未来が来る可能性は十分あるんじゃないかと思ってますね(^^;) なにせオムニバス物は予算も手間も話数の分かかるので…。どうにかそうならないよう上手い具合にやっていってもらいたいです。

No.2240 - 2023/11/24(Fri) 23:15:05

個人的に好きなところ。 / ねこの達人

凄くどうでもいいことなんですが、
「奇数」の最後のシーン、「世にも奇妙な物語」のロゴの出るタイミングが物凄く好きなんですよねw
バスを俯瞰してるシーンより少し前の、柳葉敏郎さんの狼狽してる顔のところから出始めるのが。
ちょっとタイミングを外して出てくるあの感じ。
「そして、くりかえす」なんかもそうですね。

こんな事、こちらでしか言えないので書いてしまいましたw
申し訳ありません。
共感してくれる方がいればうれしいですね。

No.2238 - 2023/11/23(Thu) 21:55:08


Re: 個人的に好きなところ。 / 白虎 (管理人)

>奇数

共感するしかないですねこれは…(笑)
「奇数」はそういう細かい部分はもちろん、雰囲気といい、キャストといい、展開といい、まさに奇妙100%といった完成度で最高なんですよねぇ。最近の新作にもこういったロゴの表示タイミングにまでこだわった一品を期待したいものです。

>こちらでしか言えないので書いてしまいました

番組に関する事ならば何でもOKなので、全く問題無しです!むしろ、そういう話こそ嬉しかったりますので(^^)

No.2241 - 2023/11/24(Fri) 23:25:22

'23 秋の特別編 感想 / 奇妙好きぃ

お久しぶりです…
数年ぶりにここに感想をm(_ _)m
評価基準:☆=0.5、★=1…無星~★5までの11段階評価

[永遠のふたり]★★★☆
10数年振りに出演した草なぎくん・江口さんと、久々に『奇妙』に戻ってきた星護監督とのタッグで番宣から「これは長篇だな」と期待した分、拍子抜け。物語の流れは良テンポ、オチも安直だけど…なんかゴチャゴチャしていた分、案外時間が早かったですね

[地獄で冤罪]★★☆
個人的に途中でオチがわかってしまったパターン。花江さんのおどろおどろしい叫び声もあって恐怖感はあったけど、あの展開はちょっと。それよりもアキラ100%さんが扮した男の役割は何だったのだろうかと今も気になるくらいモヤモヤ
「何もしないのは罪」とは言えど、ただただ、主人公が可哀想でしたね…

[走馬灯のセトリは考えておいて]★★★★☆
下馬評を一気に覆した感動作。
予告で見た感じは「これはちょっと失敗じゃないか?」と感じたけど、実際に観たらもうヤバかった。現代のテクノロジー「VTuber」をメインに置いた分、物語を長尺でやったのがピッタリでしたね
ただ…もう少し物語を深掘りして欲しかったくらい好きな作品でした(一緒に活動していた子が亡くなった要因、父娘の回想など)

[トランジスタ技術の圧縮]★☆
『奇妙』のバカ枠(褒め)。'11秋[JANKEN]を彷彿とさせるような"修行"、ライバルとの邂逅、決戦……ざっくりいえば、日曜の夕方にやる単発番組でやる企画を観てる気分になるくらい観入った話です。以上
※この枠に収まるように[圧縮]しました

[ストーリーテラー]★★★
プロローグの分岐点がちょうど30年前に放送された『ifもしも』を彷彿とさせるやり方(公式にて『ドラゴンクエスト』の花嫁選びをモチーフと公表)。「人生は選択の連続です」まさに主人公たちは"選択"を強いられて各々の結果になるという…また、珍しくプロローグから1話目の語りへ繋げるのは特別編としてかなり珍しい構成でしたね

[総評]★★★
今回は前回よりもかなり力を入れていて、物語中のCG多用、なぜか出てきたサプライズゲスト(『奇妙』のテーマ曲作者:?`島邦明さん・いきものがかりの水野氏・YouTuber:もこう氏)、入れ替わるタモリなどいろいろあったけども…そろそろ蝶々のOP・ED復活して欲しい。

長文となりましたが、なんというか、最近は「蓋を開けてみると…」パターンがあるので次こそは!!!と来年を期待してます。

No.2239 - 2023/11/23(Thu) 23:59:40


Re: '23 秋の特別編 感想 / 白虎 (管理人)

奇妙好きぃさんお久しぶりです!

>下馬評を一気に覆したセトリ~

私はちょっぴり「意外とダークホースかも…」と思ってましたが、ここまで良作になるとは思わなかったですね。安心の岩田監督の次回作に早くも期待しています(笑)

>私蝶のED

復活してほしいですよねぇ~(^^;) その代わりといって良いのか、数年前から傑作選用EDとして使われるようになっていますが……やっぱり本編でも欲しい!

No.2242 - 2023/11/25(Sat) 05:28:47