タイトル

笑う頭脳

2005年11月7日~2006年8月7日 毎週月曜連載

INTRODUCTION (公式サイトより)

「なぜ、今『笑う頭脳』なのか?」

100年前 一体誰が人間が宇宙に飛び出すと考えただろうか?
50年前 一体誰がコンピューターで世界が繋がると思っただろうか
30年前 一体誰が電話が片手で持ち運べるほど小型になると想像しただろうか?
20年前 一体誰がクローン羊を作れると信じただろうか?

テクノロジーの発達は、我々の予想や想像をはるかに超えています。
それと同時に犯罪の形態も大きく変わり、その検挙率も年々低下の一途をたどっています。
そんな今、21世紀を舞台に
「コンピューターやバイオテクノロジーを駆使した頭脳明晰な犯人」
彼らがこの物語の主人公です。

解決したと思ったらその直後に現れる意外なドンデン返し
関係ないと思われた二つの事件が結びつく瞬間
あと一歩のところで警察をあざ笑い逃げのびる犯人など
「従来型の勧善懲悪の刑事ものにはない、まったく先の読めない展開と真相」
それがこの物語の新しさと面白さです。

その物語を天才、戸田山雅司が書き下ろします、皆さんようこそ新しい世界へ

「私のIQを調べてみな。256は軽く超えてるよ。イブは頭のいい家系なんだ」

[THE X-FILES] File.10「イブ」より

共同テレビジョンプロデューサー
小椋久雄

Commentary

'95秋の特別編」で放送された同名作品を、演出を手がけた小椋久雄のプロデュースのもと、脚本を務めた戸田山雅司自身の手によって10年越しにWeb小説としてリメイク。

テキストをそのまま掲載するのとは違い、基本的にFlash形式での配信となっており、タイトルバックや決定的なセリフなどに映像的な演出が施される作りだった。

タイトルリスト

第1話 悪魔は微笑む」 (全8回)
2005年11月7日~2005年12月26日
第2話 複製猫の犯罪」 (全8回)
2006年1月2日~2006年2月20日
第3話 予言された死の記憶」 (全8回)
2006年2月27日~2006年4月17日
第4話 A Boy With No Name」 (全8回)
2006年4月24日~2006年6月12日
第5話 殺意の色」 (全8回)
2006年6月19日~2006年8月7日

主な登場人物

羽生俊作 主人公である新米刑事。
岩槻 高度知能犯罪対策課の課長。
河合博己 科警研出身の技官。大男。
野々垣靖 潔癖症のパソコンオタク。
持田聖子 アニメキャラ風の童顔女監察医。
久岐田早苗 保険のオバサンの様な外見。
木崎の事件を追っていた人物。
木崎渉 99億円オンライン強奪犯。天才。
指名手配中に謎の自殺を遂げる。
匂坂梢枝 井黎会病院の女脳外科医。
木崎と一時期恋愛関係にあった。
匂坂翔太 匂坂梢枝が引き取った養子。

スタッフ

企画 小椋久雄 (共同テレビ)
著者 戸田山雅司
プロデュース 共同テレビ
協力 メディアファクトリー
伊藤忠商事