「なぜ、今『笑う頭脳』なのか?」
100年前 一体誰が人間が宇宙に飛び出すと考えただろうか?
50年前 一体誰がコンピューターで世界が繋がると思っただろうか
30年前 一体誰が電話が片手で持ち運べるほど小型になると想像しただろうか?
20年前 一体誰がクローン羊を作れると信じただろうか?
テクノロジーの発達は、我々の予想や想像をはるかに超えています。
それと同時に犯罪の形態も大きく変わり、その検挙率も年々低下の一途をたどっています。
そんな今、21世紀を舞台に
「コンピューターやバイオテクノロジーを駆使した頭脳明晰な犯人」
彼らがこの物語の主人公です。
解決したと思ったらその直後に現れる意外なドンデン返し
関係ないと思われた二つの事件が結びつく瞬間
あと一歩のところで警察をあざ笑い逃げのびる犯人など
「従来型の勧善懲悪の刑事ものにはない、まったく先の読めない展開と真相」
それがこの物語の新しさと面白さです。
その物語を天才、戸田山雅司が書き下ろします、皆さんようこそ新しい世界へ
「私のIQを調べてみな。256は軽く超えてるよ。イブは頭のいい家系なんだ」
[THE X-FILES] File.10「イブ」より
共同テレビジョンプロデューサー
小椋久雄
「'95秋の特別編」で放送された同名作品を、演出を手がけた小椋久雄のプロデュースのもと、脚本を務めた戸田山雅司自身の手によって10年越しにWeb小説としてリメイク。
テキストをそのまま掲載するのとは違い、基本的にFlash形式での配信となっており、タイトルバックや決定的なセリフなどに映像的な演出が施される作りだった。